ブックマーク / tu-ta.seesaa.net (58)

  • 『中東民衆革命の真実』読書メモ

    前半はツイッターなどに書いたもの、ちょっと補足もしている。途中からテキストエディタでのメモ。 田原牧さんの『中東民衆革命の真実』読了。簡単に読める新書だが、中東の現代政治について勉強になるだけでなく、2010年代の革命論として、面白かった。 posted at 07:12:27 承前『中東民衆革命の真実』から)経済的苦境、警察国家、独裁政治の強化のどれもが、革命の触媒になっていたことは疑いない。コップすれすれだった民衆の積という水が、ついに表面張力を破ったという解釈はもっともなように聞こえる。しかし、いまひとつ腑に落ちない。60p posted at 07:18:38 承前、要約)…FBや米国の民主化圧力については後述するが、いずれの要因も当たってはいるが、民衆に命がけの革命を促す決定的な動機とは考えにくい、あくまで触媒。革命は人々に命がけの飛躍を求める。飛躍を促す何かがあるはずだ。それ

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    Arisan 2012/04/08
    『やはり、参加型民主主義の形をどう作っていくのかというプロセスが大切なのではないだろうか。』
  • 「段階的に停止と問題を立てるのは誤り」という主張への反論 そして、それへの再反論

    古い友人の藤川さんから、「段階的に停止と問題を立てるのは誤り」と書いたことへの反論をもらった。少しだけの反論はこの後に掲載します。「批判、反論を待ちます。藤川。」とのこと この藤川さんからの反論の文章をもらう前の段階でアウトラインだけを読んで、以下のような意見をぼくから提出しています。そのことに言及してあるので先に掲載します。 ==== 都民投票の選択肢は第7条 都民投票は秘密投票とし、投票は一人一票とする。 2 都民投票の投票を行う投票資格者(以下「投票人」という。)は、東京電力管内の原子力発電所の稼働に賛成するときは投票用紙の賛成欄に、東京電力管内の原子力発電所の稼働に反対するときは投票用紙の反対欄に、自ら○の記号を記載して、投票箱に入れなければならない。と、なってるじゃないですか。 こんな風にすっきりさせたら、逆に脱原発派が分裂することもないと思うんですよ。 ま、国で作る法律だから、

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    Arisan 2012/01/29
  • 「災害廃棄物を東京で焼却すること」について

    福島原発事故緊急会議/事故情報共同デスクのウェブサイトに掲載された 「災害廃棄物を東京で焼却することへの疑問と考え直すことを求める決議/10/8・日の出の森・支える会講演会参加者一同」 http://2011shinsai.info/node/919 これに関して、あるMLでIさんからこれへの違和感が提出された。この違和感にも同意できる部分があった。この決議文では必要な疑義が出されていると思うのだが、それにコメントを書いたので、ここに若干訂正して残しておく。 ==== この問題、すごく悩ましいです。 しかし、考えなければならない課題をたくさん含んでいると思います。 小倉利丸さんはブログで「東京・首都圏で受け入れるべき」という主張をされています。 原発輸出と汚染瓦礫の処理---東京をゴミ捨て場に! http://alt-movements.org/no_more_capitalism/mod

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    Arisan 2011/11/19
  • 「介護者の権利章典」を読んだ。(追記あり)

    「Ashley事件から生命倫理を考える」 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara っていう好きなブログがあって、ときどき読んでいる。 すごい勢いで更新されてるので、読み落しも多くて、あとで「しまった」と思うことも多いんだけど、素敵なブログだと思う。このブログを書いてる人が最近、を書いたので、読もうと思ってるんだけど、まだ読めていない。 で、今日、紹介したいと思ったのは表題の「介護者の権利章典」 http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/47161065.html 2008/12/12(金)というタイムスタンプがある。 (追記、コメント欄を読んでもらえば、わかるのですが、このブログがきっかけで訳文をブラッシュアップしたものが、掲載されました。トラックバックされている http://blogs.yahoo.co.jp/spitzi

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    Arisan 2011/10/23
  • 『隠される原子力』小出裕章著 読書メモ

    隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ 小出 裕章 (著) 福島原発事故緊急会議のときだったかに木村さんから購入。 今回の読書メモは最初に読書メーターに書いてみた。 http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11436675 それを切り貼りしてまとめてみる。 結語に近い部分がすごく興味深くて、そこを一番に紹介しようかと思ったのだけど、最後に残す。 [06/02 02:47] 抜書:(放射性物質)…触ることも…匂いを感じることもできるのです。しかし、もし、放射性物質が五感に感じられるほど存在するようになると、人は生きていられません。6p 「放射能に色や匂いはないから・・・」という話がいろいろあって、だから困るよなぁという話をしていたんだが、そう、言われてみれば、当たり前の話。放射性物質は物質なんだから、色も重さも、そして、場合によっては匂いを

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    Arisan 2011/06/05
  • 《文科省『放射能を正しく理解するために』の大きな問題》(精神科医の訴え)

    フェイスブックで見かけた以下の精神科医さんからの問題提起。 とても大切なことだと思ったので、転載許可を求めたところ 以下の返信がありました。 === どうぞ転送していただいてかまいません。一人でも多くの人に伝えていただけたらと思います。 この文書の作成に協力した日小児心身医学会に、文書の撤回を求めてメールしているのですが、らちがあきません。文科省からは返事もありません。これはもう裁判しかないかと思ったのですが、どうやって裁判したらいいのか今すぐにわかりませんし、それよりも今は一人でも多くの人に事実を伝え、国や文科省を信じたらとんでもないことになると知ってもらうほうがよいと考えてface bookに参加することにしました。もちろん、国や文科省、小児心身医学会の責任は厳しく追及しなければならないと考えています. === というわけで、転載します。 ブログのタイトルはぼくがつけました。 改行位

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    Arisan 2011/05/16
  • 北朝鮮の体制の問題と日本における排外主義勢力について

    知り合いのブログ 川越だより 朝鮮高級学校への授業料実質無償化措置適用に反対する http://blog.goo.ne.jp/keisukelap/e/de86b21f1f0bf576c2ea1364a321002f へのコメントを こちらにも残します。 ===== 2010-08-20 02:33:45 確かに北朝鮮の体制に問題があるとぼくも思います。この体制は変えられなければならないはずです。しかし、それは日国内の朝鮮人に対する差別や排外主義者たち、あるいは歴史修正主義者とはきっぱり一線を画したところで主張されるべきだと思います。「無償化」からの朝鮮学校のみの除外は日に根強くある朝鮮人への差別の助長に繋がるとぼくは考えます。 とはいうものの、ぼくは朝鮮人学校の教育内容のことに詳しいわけではありません。15年戦争を反省しない扶桑社などの教科書を採択する日の高校とこの朝鮮人学校の違い

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    Arisan 2010/08/20
  • 丸木で「軍歌」が歌われたことについて

    丸木美術館の8・6の今年のプログラムは http://www.aya.or.jp/~marukimsn/event/100806/100806.html にあり、そこにも書いてあるように、今年の一つの大きなイベントは栗友会合唱団の「ヒロシマから平和を祈る」というコンサートでした。 その案内の文章から再度抜粋すると 《近現代音楽史研究者・戸ノ下達也氏の企画による、戦時期の「国民歌」から、戦後の時代を拓いた合唱作品など、多くの人の心に残る“うた”を通して近代日の歩みを直視し、あらためて平和を祈る》という企画。 曲目の中には 3.暁に祈る (詞=野村俊夫、曲=古関裕而) 4.海ゆかば (言立=大伴家持、曲=信時潔) が入っていました。 (全曲のメニューは上記のサイトに掲載されています) 美術館の役員の中からそのことへの疑義が出ました。 そのやりとりの中で書いたメール ===== ぼくが書きたか

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    Arisan 2010/08/09
  • オルタナティブな社会をめざすことと障害者の問題の連関について

    現在、ピープルズ・プラン研究所というところにかかわっていて、そこが呼びかけて、オルタナティブ社会への提言というのを作っています。

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    Arisan 2010/07/27
  • 「沖縄・日本400年」の第3・4回の放送が延期(最後に追記あり)

    NHK「知楽遊学」シリーズの『歴史は眠らない』7月に4回予定されていた「沖縄・日400年」の第3・4回の放送が延期された。 NHKのサイトに以下のような説明がでている。http://www.nhk.or.jp/etv22/tue/ === 第3・4回では、明治時代から沖縄返還に至るまでの近現代の沖縄史をとりあげる予定でした。 しかし、取材を進めていくうちに、資料の検証に相当な時間がかかることが分かり、放送日を延期して、さらに取材を深める必要があると考えました。 予定通り放送ができなくなったことを深くお詫び申し上げます。 秋以降、なるべく早い時期の放送をめざしています。放送時期が決まりましたら、テキストや番組ホームページで事前にお伝えします。 === こんな説明ではちょっと納得できない。テキストは4回分、すでに作成されている。 実は不覚にもぼくはこの延期の話を知り合いから聞くまで、そういう

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    Arisan 2010/07/23
  • 5・5佐喜眞美術館館長講演 (丸木美術館開館記念日)

    5月5日、丸木美術館、開館記念日の集いの案内です。 詳しくは http://www.aya.or.jp/~marukimsn/event/100505/100505.html へ 現在、丸木美術館では【企画展 OKINAWA―つなぎとめる記憶】 を開催中です。 この企画展の出展作品の多くは佐喜眞美術館による沖縄をテーマにした作品コレクションです。そこからみえる沖縄が私たちに示唆するものは少なくないと思います。 その佐喜眞美術館の館長佐喜眞道夫さんが丸木の開館記念日にかけつけてくれます。 佐喜眞館長の講演のテーマは 「《沖縄戦の図》と私のコレクション」 現在の沖縄の状況をふまえて、彼が集めた作家の作品との連関などがきっと聞けると思います。 東京近郊で佐喜眞館長の話を聞く機会はめったにないはずです。 これは予期したことではなかったのですが、沖縄をめぐる状況が非常に緊迫しています。 琉球弧と日

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    Arisan 2010/05/01
  • 「ガンジーの危険な平和憲法案」メモ

    辛口だった天野恵一さんが季刊ピープルズプランでかなり激賞しているのを見て、読んでみたくなったので、図書館で借りた。 天野さんは季刊ピープルズプランで2号にわたって、このをとりあげ、次号もそれが続くと予告されている。なかなか手に入りにくいと思われがちな雑誌だが、メールオーダーで送られるので、関心のあるか方はぜひ申し込んで手にとって読んでみて欲しい。 http://www.peoples-plan.org/jp/modules/tinyd0/index.php?id=47 (天野さんの視点についてのコメントはどこかで書きたいけど、書けるかどうか不明、ただ、ちょっと甘すぎないかとも思う、最近少し甘くなった天野さんではあるが、もう少し疑義があってもいいようにも思うんだが。) 以下、メモ ガンジーには知られてない平和憲法案があった。それはすごくラディカルだ。そして、これを読むとラディカルだったガン

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    Arisan 2010/04/07
  • 「アートという罠:アートではなく」(小沢健二)について (追記あり)

    以下の記述は、記憶によるもので、あいまいな点が多々ありますし、小沢さんの言葉ではなく、私が自分なりに解釈、要約して書いている部分もあるので、誤解や間違っている部分があるかもしれないことを念頭にお読みください。 小沢さんは、これから自分の語ることは誰か特定の人を攻撃するものではないので誤解しないでほしいと何度も断った上で、「アートという罠:アートではなく」という講演を開始されました。

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    Arisan 2010/02/10
  • ≪朝鮮学校への攻撃を許さない!12・22緊急集会≫への板垣竜太さんのメッセージ

    https://tu-ta.seesaa.net/article/200912article_3.html や https://tu-ta.seesaa.net/article/200912article_5.html で紹介した「12月4日金曜日、京都の朝鮮学校を襲ったある事柄」 板垣竜太さんが緊急集会に寄せているメッセージを知り合いの日記で教えてもらった。必要なことが簡潔に書かれていると思う。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~mingakko/sasaerukai091204gekirei.mht からの転載。(このサイト、ぼくのFirefox3.5.6 だと読めない。IEで読んだ。) 以下に転載(最後に少しだけコメント) ====== ★≪朝鮮学校への攻撃を許さない!12・22緊急集会≫へのメッセージ(板垣竜太) 在外研究でボストンに来ている関係で、日の集会

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    Arisan 2010/01/07
  • 12月4日金曜日、京都の朝鮮学校を襲ったある事柄

    まず、転載。最後に少しだけコメント 以下、転載 ================== 先週の12月4日金曜日、京都の朝鮮学校を襲ったある事柄について、以下のようなメールを頂きました。 多くの方に、先ずは”事実”ではなく真実を知って頂くことが重要ではないかと思い、転送するものです。 年の瀬が近づく慌しい時期、寒さも募りますが、ご自愛下さい。(お知り合いの方々に、転送して頂いて結構です。) ======== 皆様 私は朝鮮第一初級学校に二人の子どもを通わせている保護者の金と申します。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが 先日4日に名前を言うのも忌まわしいようなレイシスト(人種差別)団体が京都朝鮮第一初級学校のすぐ前で騒乱を起こしました。 http://corea-k.net/date/000.wmv 今まで生きてきてこんな腹立たしく悔しい思いをしたことがありません。 学校の前で子どもたちに聞

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    Arisan 2009/12/09
  • 高橋悠治さん

    先月書いたことのつづきだが 「すでにないもの」の記憶 と「まだない」夢とのあいだにゆれている「いま」の半透明のスクリーンに映るはためく翼の重ね書きのずれた線の束が ここをすぎていったかたちのないうごきの軌跡となって 不安定にゆらぎつづけるのが音楽ならば ざわめくひびきをつくりだす息づかいや指先は 外側から見える書かれた楽譜や 結果としての音の分析からではなく ひとつではない複数の身体の内部運動とそれらを顧みる内部感覚が途絶えずに「音楽している」プロセスを支えているということが 音楽がつづいているあいだは 声や楽器や演奏者をききわけながら 音楽の内側で音楽として生きられ 経験されている 音楽がやむと この全体は失われ 音がうごきまわっていた空間も 跡形もない 「いま」は記憶と夢に回収され 語ることばは 音楽にとどかない 記号としての音楽 表象としての音楽ではない 記憶であり夢である創造のプロ

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    Arisan 2009/10/26
  • 【11/1シンポ】動き始めた政治のなかで社会をほんとうに変えるために

    PP研のイベントの案内です。 今回のシンポ、いままでのPP研主催のシンポのなかで、おそらくいちばん話し手の平均年齢が低いはず。「だから、どうした」という話ではあるんですが。 運動的にも、山口くん以外はPP研がかかわる運動と比較的に接点が少なかった人たちがゲストで、いつもとはちょっと違う視点からの展開が見られるはず。 話が噛み合えば面白いものになると期待しています。 以下、転載 ===== ・民主党政権ができたのはいいけれど、何かもの足りない…… ・新政権に頼るだけで、よい社会がつくれるの? ・「マニフェスト」という形では表せない私たちの原則はなんだろう? そのようなことを考えている皆さんのために、11月1日(日)に以下のようなシンポジウムを開きます。ぜひおいでください。 ピープルズ・プラン研究所 山口 ******************************* 【シンポジウム】動き始め

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    Arisan 2009/10/21
  • ひとり芝居 天の魚(てんのいを) @丸木美術館

    原爆の図・丸木美術館では11月7日に「ひとり芝居 天の魚(てんのいを)」(原作 石牟礼道子『苦海浄土』)の公演を開催します。 この作品は石牟礼さんが描いた水俣病患者の世界を、東京の舞台人として活躍していた故砂田明さんが演劇化した舞台で、砂田氏は1993年に志半ばで倒れるまで556回の公演を重ね、81年には紀伊国屋演劇特別賞を受賞しています。 今回の舞台は砂田さんの弟子・川島宏知による、14年ぶりの復活となります。この間、数箇所で公演され、丸木美術館にも来ていただくことになりました。四半世紀前、丸木では砂田さんの「天の魚」の公演も行われました。砂田さんの「天の魚」との対比はあまり意味がないことかも知れませんが、「それを超えた」という評も聞かれます。 美術館に併設された古民家(野木庵)での公演です。劇場とは異なる雰囲気の中で、水俣を体で感じていただければと思います。 今回の公演は10月24日(

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    Arisan 2009/10/12
  • 「WATERMANさんのコメント・・」へのWATERMANさんとRYUさんのコメントへのレス

    「経済成長って何で必要なんだろう?」に関するやりとりはまだ続きます。 「WATERMANさんのコメント・・」 https://tu-ta.seesaa.net/article/200908article_16.html に二つのコメントをもらった 引用してからそれへのコメントを、と思ってかなり前に書き始めたのを忘れて、そのままにしていた。すみません。すごく遅くなったので、ご人はもう読んでいないかも知れませんが・・・。 とりあえず引用から === WATERMANさん 2009/08/30 17:42 もちろん、仰るとおり制度をそのように組みなおすことで経済成長を求めない社会を構築することは可能であろうと思います。 ただし、現実の問題として日は資源と料の多くを輸入しなければ生きて行けない国であることは事実であり、それらを買うための外貨はどうやっても稼がなくてはなりません。 少なくとも、

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    Arisan 2009/09/10
  • **福祉工場の強みと弱み

    ・新自由主義や市場原理主義が横行し、その破綻の中でも弱者にしわよせがきている中で、雇用状況全般が悪化する中で、障害者雇用が脇におかれがち。

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    Arisan 2009/07/26