ブックマーク / wedge.ismedia.jp (8)

  • 霞が関崩壊の危機は止められるのか?

    国の政策を決める中央省庁が集まる「霞が関」がいま「ブラック」職場と化し、エリート職場とみられていた国家公務員キャリア職の離職が相次いでいる。「霞が関」の職場環境の実態について、昨年の9月末に厚生労働省を退職した前医療政策企画官の千正康裕氏(44歳)にインタビューし、外から職場を変えようとする音を聞いた。 業務プロセスの見直し 千正氏は2月4日、AbemaTVにも生出演し、霞が関の職場環境を変える必要性を強く訴えるなど東奔西走の毎日だ。「これは単に官僚の労働問題ではなく、『霞が関』が疲弊すれば、国の政策の立案、執行の機能が壊れて、国民に迷惑がかかるという深刻な問題だ。官僚の仕事は一般の人には内容が見えにくいが、例えば厚労省の場合でも、年金、介護、医療、保育、働き方など国民の生活に密着した大事なことをやっている」との思いから、改革を叫んでいるという。 職員が健康や家庭を壊したり、若手の離職が

    霞が関崩壊の危機は止められるのか?
    Arturo_Ui
    Arturo_Ui 2020/02/24
    現状の霞が関の労働環境の劣悪さが、政権・与党が負うべき負担を押し付けられることによって生じる部分も小さくないのなら、野党に難癖をつける前に、政権・与党と業務の削減に関して交渉すべきではありませんかね。
  • 「役所の仕事は人生の墓場!」大臣に〝血判状〟出した若手官僚

    経済産業省の若手官僚が大量退職したことを伝えた(『経産省若手キャリア官僚、大量退職の〝怪〟』)が、どうしてこういう事態を招いたのか、驚くべき「霞が関」の勤務の実情を垣間見ると……。 政府は民間に対して「働き方改革」を打ち出したが、おひざ元の中央官庁では、ほとんど「改革」が進展していない。人手不足は深刻さを増し、職場環境を改善しなければ、入省を希望する学生が減るだけでなく、経産省のように中途退職者が続出することになりかねない。こうしたことが積み重ねって国家公務員職が毛嫌いされて国政の中枢を担う優秀な人材が集まらないようになれば、将来の日全体への影響も重大になる。 無駄が多い国会待機 その典型が、国会開会中の質問に対する答弁の準備のための過重な仕事だという。与野党の取り決めで建前的には2日前に質問事項を政府側に提出することになっているが、ほとんど守られておらず、野党からの質問は前日になって出

    「役所の仕事は人生の墓場!」大臣に〝血判状〟出した若手官僚
    Arturo_Ui
    Arturo_Ui 2020/02/06
    国会質疑も台本なしのガチンコでやらせれば「無駄が多い国会待機」は即時に解消する。でなければ「野党議員からでも要望があれば関係資料を提供する」という規則を導入すべき。現状は与野党間の不公平が目に余る。
  • “マスコミ憎し”で障がい者匿名報道を喜んでいいのか?

    今回、警察は被害者の実名を公表しなかったことを「特例」だと説明した。この特例措置は、障がい者に対する差別を背景としたものだ。私たちの社会が障がい者への差別を容認しているのだ。そこに気付かず、ただただ匿名報道の事実だけを喜ぶ人に対して「ちょっと待て」と言いたい。 「特例」の匿名報道 事件や事故についての実名報道の賛否はたびたび話題となる。インターネット上では特に、実名報道に対する拒否感・嫌悪感が強い。遺族や被害者に対して精神的苦痛を与える可能性があるにもかかわらず、マスコミは「傲慢な取材を行うことが多い」からだ。ネットユーザーの批判とマスコミ側からの反論はこれまでも見られたが、相模原殺傷事件でも同じことが起こった。 今回の事件では周知の通り、神奈川県警が遺族の強い要望を理由に被害者の実名報道を行っていない。これについて朝日新聞の記者がツイッター上で「匿名発表だと、被害者の人となりや人生を関係

    “マスコミ憎し”で障がい者匿名報道を喜んでいいのか?
    Arturo_Ui
    Arturo_Ui 2016/08/03
    被害者・加害者の情報を「警察が公表しない」のと「マスコミが報道しない」のは全く別の話。原則論としては「警察は一律に公開、後はマスコミ側の判断」。警察が事件そのものを隠蔽する可能性も懸念すべきと思うが。
  • 正しくは「速報と変わらず因果関係なし」 名古屋市子宮頸がんワクチン副反応疫学調査「事実上撤回」の真相

    名古屋市は、昨年、市内に住む若い女性約7万人を対象に、日初の子宮頸がんワクチン接種後症状に関する大規模調査を行った。回答率は4割超。こういった調査では高い数字である。 「調査結果(速報)」で示された結果は、月経不順、関節や体の痛み、光過敏、簡単な計算ができない、身体が自分の意志に反して動くなど、子宮頸がんワクチンとの因果関係が疑われている24の症状について、年齢で補正するとむしろ15症状でワクチン接種群に少ないという衝撃的なものだった(参考記事はこちら)。この調査で解析を行ったのは名古屋市立大学大学院医学研究科公衆衛生学分野、鈴木貞夫教授の研究室である。 一方、薬害問題に取り組むNGO「薬害オンブズパースン会議」は、速報発表当日に名古屋市役所で会見を開き、「明らかに不自然な結果で、被害実態をとらえる解析もなされていない」(朝日新聞の記述)と批判。2日後の12月16日には市長宛てに「速報の

    正しくは「速報と変わらず因果関係なし」 名古屋市子宮頸がんワクチン副反応疫学調査「事実上撤回」の真相
    Arturo_Ui
    Arturo_Ui 2016/06/27
    また村中か。こと「子宮頸がんワクチン」の話に限っては、真っ先に火消しに出張ってくるけど、そもそも疫学分野で評価されるような論文を書いたetc.の話をついぞ耳にしないのだが。
  • 利用される日本の科学報道(後編)

    3月16日夜に放送されたTBSのニュース23で、信州大学の池田修一副学長は、「国の研究班の代表 信州大学 池田修一医学部長」のテロップつきでこう語った。根拠にしたのはマウスを用いた実験結果である。 「子宮頸がんワクチンを打ったマウスだけ、脳の海馬・記憶の中枢に異常な抗体が沈着。海馬の機能を障害してそうだ」(ニュース23) 池田教授のコメントを正しく修正すると次のようになる。 「子宮頸がんワクチンを打ったマウスの脳にワクチンによる異常が発生したという科学的事実はなく、そもそも、このマウス実験はワクチン接種後に症状を訴えている患者とは何ら結びつけることができない実験だった」 厚生労働省は、国費を使って、池田修一・信州大学第三内科(脳神経内科)教授(兼副学長、兼医学部長)を班長とする通称「池田班」と、牛田享宏・愛知医科大学医学部学際的痛みセンター教授を班長とする通称「牛田班」に、子宮頸がんワクチ

    利用される日本の科学報道(後編)
    Arturo_Ui
    Arturo_Ui 2016/06/17
    筆者の村中さんは、週刊金曜日から「取材せずに誇張した記事を書いた件」で指摘を受けていることについて何かしら釈明する方が先だと思いますよ。
  • あの激しいけいれんは本当に子宮頸がんワクチンの副反応なのか

    「いずれもこの年齢の少女たちによく見られる症例ですね」 ある冊子に記載された患者たちの症状や経過だけを見た場合、どういう考えを持つかという質問に対し、複数の小児科医・神経内科医・精神科医から寄せられた回答である。ひとつひとつの症例についてコメントや解説をつけてくれた医師もいた。 この冊子は全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会・薬害対策弁護士連絡会・薬害オンブズパースン会議の3団体が昨年5月末に出版した「子宮頸がんワクチン副反応被害報告集」。弁護士が“被害者”人およびその保護者に聴取した内容を記したものだ。 今年に入ってから“被害者”に関するいくつかの書籍も出版されている。“被害者”の少女たちの症状は実に多彩だが、特に神経疾患を思わせる症状についての記述はどれも強烈だ。繰り返し起きる手足や全身のけいれん、「自分の意志とは無関係に起きる」という不随意運動、歩けない、階段が登れない、時計が読めな

    あの激しいけいれんは本当に子宮頸がんワクチンの副反応なのか
    Arturo_Ui
    Arturo_Ui 2015/10/20
    「当該症状を訴える患者に対し、筆者自身が問診を行ったことがあるか否か」ぐらいは序盤に書いておいて頂きたい。結局、「文書でのリポートや伝聞でしか具体的な症例を知らないらしい」としか読み取れないのだが。
  • 加工処理しきれない大量のサバを漁獲してしまう日本 資源管理も地方創生の機会も台無しに

    コラム「日の水産業は崖っぷち」の開始から2年半が経過しました。この間にも水産資源は減少し続け、今年の6月にはウナギが、そして11月17日には太平洋クロマグロが、国際資源保護連合(IUCN)により、絶滅危惧種(「レッドリスト」)に指定されました。「崖っぷち」の資源予備軍は、まだまだあります。 皮肉にも、日が漁業の主体である太平洋クロマグロの親魚資源量は、歴史的低位置付近という深刻な減少を続ける一方で、大西洋クロマグロは資源が増加中。同じマグロなのに、なぜでしょうか。太平洋と大西洋で何か違うことが起こっているのか、というとそうではありません。これは環境の変化の問題ではなく、「人災」と言える結果です。魚を一網打尽にする大型巻き網船が問題かと言えば、それも違います。ノルウェーをはじめとする北欧では巨大な巻き網船の建造が進んでいます。それなのに水産資源は安定し、地方の水産都市は栄え(写真)、漁

    加工処理しきれない大量のサバを漁獲してしまう日本 資源管理も地方創生の機会も台無しに
    Arturo_Ui
    Arturo_Ui 2014/12/02
    全体最適を考えて仕切る役を誰も引き受けず(誰かが買って出ようとすると潰しにかかる)、現場の根性論でその場しのぎに終始する。そうやって70年前の戦争であれだけ無駄死にさせたのに、全く懲りてないわけね。
  • 靖国参拝を米国が許容できない理由

    安倍総理が昨年12月26日に靖国神社に参拝して以降、フェイスブックなどのソーシャルネットワークサイトやその他のメディアでは「安倍総理の靖国神社参拝に対するアメリカの反応」に注目が集まっている。米国政府は参拝当日に、アメリカ大使館が参拝に「失望」を表明する声明を出すという異例の対応をしたが、この声明を巡り、アメリカ大使館のウェブサイトが「炎上」する事態にまで発展しているという日の報道も見た。しかし、おおむね日では「アメリカ政府はそんなに腹を立ててはいない」「日米関係にはあまり影響はないだろう」という楽観的な雰囲気のようだ。 ワシントンで生活している身としては、大いなる違和感を感じる。ワシントンでアジア政策に何らかの関わりを持っている人たちの間では、今回の総理による靖国参拝は大問題として認識されており、安倍総理を見る目は格段に厳しくなっているからだ。ちなみに、前掲のアメリカ大使館が出した声

    靖国参拝を米国が許容できない理由
    Arturo_Ui
    Arturo_Ui 2014/01/09
    それにしても、日本の指導者が考える「米国」ってのは、かなり偏ったor歪んだ姿でしかないんじゃなかろうか?
  • 1