環境破壊は本当か?ゴルフ場開発への誤解「なぜゴルフは嫌われてしまうのか?」に引き続き、森林ジャーナリスト、田中淳夫さんの『ゴルフ場は自然がいっぱい』を紹介。ゴルフ場の持つ自然環境保全の機能について解説。農薬問題にも切り込みます。 「なぜゴルフは嫌われてしまうのか?」に引き続き、今回も『ゴルフ場は自然がいっぱい』(田中淳夫 ちくま新書)をたどりながら、日本におけるゴルフ場への誤解、環境破壊について考えてみたいと思います。 まず、ゴルフ場の環境破壊といわれて思い浮かべられるのは、開発による大規模な山林の造成ではないでしょうか? 山野を切り開き、樹木を伐採して芝生を敷きつめます。森林が丸裸にされるような印象を持っている人も少なくありません。 しかし、ゴルフ場には残置森林比率というものが決められています。残置森林比率とは、ゴルフ場開発の際に森林を残しておかなければならないという義務を決めたもの。各
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