大分市内で行方不明になった女児を同じアパートの女性が保護していたことについて、大分県警は、「事件性はない」と判断した。しかし、ネット上では、「これが男性だったら逮捕されたのでは」といった疑問がくすぶっている。 迷子に「どうしたの」と声かけるべきか 「不審者」扱い怖く、「110番」した実例巡り議論 「家に帰りたくない」。報道によると、大分市立小学校4年の女児(10)は、同じアパートの20代女性に聞かれてこう答えたという。 ■女児を同じアパートに2、3日保護 女児は2015年8月28日午前0時ごろ、アパートの出入り口付近に1人で座っていた。前日の午後に「友達の家へ遊びに行く」と言って家を出てから、家には帰っていなかった。 女児の家族が捜したが見つからず、母親(37)が30日未明になって大分中央署に捜索願いを出した。大分県警は、この日のうちに女児の写真を公表して公開捜査に踏み切っている。