【8月18日 AFP】スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんを含む気候活動家約200人が18日、ノルウェー最大の石油精製所を封鎖し、同国の石油産業の廃止を求める抗議を行った。主催者と警察が明らかにした。 抗議が行われたのは、南西部海岸沿いの都市ベルゲン近郊にあるモングスタッド精製所。トゥンベリさんや気候運動団体「エクスティンクション・レベリオン(絶滅への反逆)」の活動家らは、道路で座り込みを行ったほか、カヤックや帆船で港の入り口をふさいだ。 トゥンベリさんは声明を発表し「私たちがここにいるのは、石油には未来がないことが明白だから。化石燃料は死と破壊をもたらす」と述べ、ノルウェーのような産油国は「手に血をつけている」と非難した。 警察は午前9時(日本時間午後4時)ごろから現場で状況を監視していると明らかにした。 活動家らは今週、ノルウェー国内で一連の抗議活動を続ける予定だとしている。
