アセル・ドゥーロットケルディエバ(ビシケクOSCEアカデミー専任講師)、エリカ・マラト(米国防大学国際関係学部准教授) <知られざるキルギスとタジキスタンの衝突。ソ連崩壊後の中央アジアで最大規模となった軍事衝突を止める方法は?> 中央アジアのキルギスとタジキスタンの国境地帯で9月半ば、両国の治安当局による武力衝突が起きた。一旦は停戦合意らしきものが結ばれたが、すぐに戦闘は再開した。 タジキスタン軍はキルギス南部のオシ州まで入り込み、橋や住宅地を爆撃したとされる。さらに隣のバトケン州にも踏み込み、地元の小学校を占拠し、タジキスタンの国旗を掲揚したとされる。バトケン州はキルギスの西端に位置し、北・西・南の三方をタジキスタンに囲まれている。 この衝突は、1991年のソ連崩壊で中央アジア諸国が独立を果たして以来、この地域で起きた最も大規模な国家間の武力衝突となった。キルギスでは市民を含む62人以上
南スーダンの首都ジュバの空港近くの白ナイル川の島で、墜落した貨物機の残骸周辺に集まる人たち(2015年11月4日撮影)。AFP/CHARLES LOMODONG 【11月5日 AFP】南スーダンで4日に墜落したアントノフ(Antonov)貨物機について、ウクライナの航空機メーカー、アントノフは、「飛べる状態ではなかった」ことを明らかにした。この事故による死者は少なくとも36人に上っている。 同社は声明で、「アントノフ12B(An-12B)型機は、技術的な整備を適時に受けていなかったため、飛べる状態ではなかった。整備には、同機の機体性能を拡大し耐用年数を延長する作業が含まれるべきだった」と述べた。 アントノフ社は、墜落機が製造された1971年当時、旧ソ連の各地に拠点を置いていた。アントノフ12B型機はウクライナが設計。墜落機はウズベキスタンで製造され、後に隣国タジキスタンで登録された。 同機
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く