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2011年1月30日のブックマーク (4件)

  • 米国はエジプトをどう見ていたか、なぜ失政したのか: 極東ブログ

    エジプトの暴動を反米のスジで読みたい人がいても別段かまわないが、あまりに予想通りの筋書きを目にすると萎えてくるものだ。背景を少し補足しておいたほうがよいのかもしれない。 今回のエジプトの暴動は時系列的にはチュニジアの暴動の飛び火と見るしかないが、エジプトでいずれ問題が起きることは予見されていた。問題はすでに昨年の時点にあったからだ。 この手の問題に敏感なワシントンポストは昨年11月5日の社説「Egypt's Mr. Mubarak moves to lawless repression」(参照)でエジプトの問題をこう描写していた。 Now, with a parliamentary election approaching, the regime's political repression has grown more rather than less severe. Hundreds

    BIFF
    BIFF 2011/01/30
    「軍が先に手を打ったのが今回の事態であり、ムバラク氏とその子息を屠って国民から喝采が得られれば、正統性の代替になる」軍部は、警察国家に傾くムバラクとの心中を避けた。。なるほど。
  • エジプト暴動は軍部のチキンゲーム: 極東ブログ

    チュニジアの暴動から飛び火したかに見えるエジプトの暴動だが、これはおそらく、民主化とはあまり関係のない軍部のチキンゲームだろうし、緩和なクーデターと言ってもよいだろう。 エジプトの暴動で、近年の事態ですぐに連想されるのは、2008年のそれである。糧高騰によって政府公営販売所の品販売価格と市場価格の乖離が起こり、民衆が公営販売所に殺到して、暴動となった。死者は10人以上も出た。 同年はムバラク大統領が80歳になる記念の年でもあり、とりあえずの反体制派が中心となり、大統領の誕生日にストライキを計画した。このおりも、インターネットが活用されものだった。もっともエジプトでは強権政治が続き、かつチュニジアのように中産階級が厚くないことから、反政府勢力は運動の核とはなりえない。形の上では国際原子力機関(IAEA)事務局長エルバラダイ氏が帰国し民主化を語ったが、当面の動向として彼の支持層はないに等し

    BIFF
    BIFF 2011/01/30
    「今回のエジプトの暴動は民主化の高まりやツイッターなどの情報ツールの革新がもたらしたものというより、新興国にありがちな軍部のクーデターを緩和に装ったものというくらいであろう」もっと深刻では?
  • アラブの政変で負けようとしているのは誰なのか? - Chikirinの日記

    あちこちで大変なことが起こりつつあると感じます。すごいことが起ってる。 まずは現在進行形のエジプト。ここのところ連日、数万人規模の反政府デモが起き、警察隊が催涙弾などで鎮圧にかかっています。デモ隊は30年近い独裁体制をひいてきたムバラク大統領(なんと82歳!)の退陣を求めてます。 大変なことが起っている、というのは、このデモの背景に、インターネット、そしてネット上のサービスであるツイッターとフェースブックが大きな役割を果たしているからです。 大規模デモはツイッターやフェースブックを通じて呼びかけられたもので、真偽のほどはわからないけど、エジプトでは現在インターネットへの接続が停止されたとの噂も流れています。 このエジプトの反政府デモに刺激を与えたのが、先日起ったチュニジアでの政変です。ここでも20数年独裁を続けてきたベンアリ前大統領(74)が実際に亡命に追い込まれました。この時の反政府デモ

    アラブの政変で負けようとしているのは誰なのか? - Chikirinの日記
    BIFF
    BIFF 2011/01/30
    現在の国家システムでは、欧米に限らず、中露であっても覇権を争う国家が自陣営に従順な政権に支持を与えるのは合理的なこと。またムバラクが米国の要請に応じて民主化を進めていたらこうはならなかった。
  • 和の代償 - 書評 - 日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか : 404 Blog Not Found

    2011年01月29日23:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 和の代償 - 書評 - 日はなぜ世界でいちばん人気があるのか オフィスブラインドスポット石井様より献御礼。 日はなぜ世界でいちばん人気があるのか 竹田恒泰 書のタイトルを見て、おそらく過半の人は「それ以前に日って世界でいちばん人気あったっけ?」と思われたのではないだろうか。 そのありようこそが、日が世界でいちばん人気がある理由である。 であるがゆえに、日の魅力と日の急所は表裏一体であり分ち難い。 なぜか、著者自身はそのことに気がついていないようなのだが。 書「日はなぜ世界でいちばん人気があるのか」は、日、そして日人の魅力を新書一冊にまとめたもの。類書は多いが、類書の中では頭一つ抜けた要約だと思う。 ソデより マンガ・アニメが席巻し、世界はいま空前の日ブーム。しかし理由はそれだけではない。

    和の代償 - 書評 - 日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか : 404 Blog Not Found
    BIFF
    BIFF 2011/01/30
    引用文中のトインビーをみて、トールキンが「英国には国民が誇れる神話がない」といって「指輪物語」を書いたのを思い出した。神話とは「国民」の精神の「寄る辺」なのだ。