エジプト暴動は軍部のチキンゲーム: 極東ブログ

チュニジアの暴動から飛び火したかに見えるエジプトの暴動だが、これはおそらく、民主化とはあまり関係のない軍部のチキンゲームだろうし、緩和なクーデターと言ってもよいだろう。 エジプトの暴動で、近年の事態ですぐに連想されるのは、2008年のそれである。食糧高騰によって政府公営販売所の食品販売価格と市場価格の乖離が起こり、民衆が公営販売所に殺到して、暴動となった。死者は10人以上も出た。 同年はムバラク大統領が80歳になる記念の年でもあり、とりあえずの反体制派が中心となり、大統領の誕生日にストライキを計画した。このおりも、インターネットが活用されものだった。もっともエジプトでは強権政治が続き、かつチュニジアのように中産階級が厚くないことから、反政府勢力は運動の核とはなりえない。形の上では国際原子力機関(IAEA)事務局長エルバラダイ氏が帰国し民主化を語ったが、当面の動向として彼の支持層はないに等し

[Yuta_Eno]

そうはいかないのではないいかなー。

[Zarathustra1951-1967]

"軍部と米国の手打ちは終了していることだろう" トンデモ。もちろん、アメリカはどう事態が転んでも対応できるような手は模索しているだろうし、なんとかできるだろうが。

[BIFF]

「今回のエジプトの暴動は民主化の高まりやツイッターなどの情報ツールの革新がもたらしたものというより、新興国にありがちな軍部のクーデターを緩和に装ったものというくらいであろう」もっと深刻では？

[chinanews]

チュニジアの暴動から飛び火したかに見えるエジプトの暴動だが、これはおそらく、民主化とはあまり関係のない軍部のチキンゲームだろうし、緩和なクーデターと言ってもよいだろう。

[Midas]

「軍のチキンゲーム」なら(もう1つの暴力装置)警察は職務を放棄しない(必ず政治的に纏まって動く)。これは無政府状態。20世紀の国家間戦争や内戦の次に来るもの(概念『国家』VS大衆)。グローバリズムが解ってない

[y-yoshihide]

そもそも2008年に暴動があったことすらしらんかったよ。

[estragon]

エジプト暴動は軍部のチキンゲーム

[Arturo_Ui]

「ムスリム同胞団」の名前すら出てこない時点で、解説記事としては噴飯もの。実質的な軍政が続くにせよ民主化に向かうにせよ、同胞団の懐柔は安定化の必要条件。そこを抜きにして何を論じても、評価に値しない。

[DG-Law]

今回のイスラーム圏の暴動騒ぎは「歴史的出来事」という人と「いつものこと」という人がいておもしろい。今後の推移が気になる。

[kousyou]

エルバラダイはとにかく支持基盤が無いので、今後のために体張ったんだろうとは思う。あと後継には息子はやはり軍部の反対があり、情報部のスレイマンという話も。

[mame-tanuki]

「今回のエジプトの暴動は民主化の高まりやツイッターなどの情報ツール革新がもたらしたものというより、新興国にありがちな軍部のクーデターを緩和に装ったものというくらいであろう」

[arajin]

「アルカイダというとオサマ・ビンラディンがつい話題になるが、実動部隊を実質供給しているのはエジプトだとも言える」「エジプトの軍部は米国からの支援金で実質成り立っている」

[Iridium]

マジか。ありがちすぎる。つまらないなあ。エルバラダイはただの見せ球なのね・・・。

[world3]

いつもの翁の深読み。

[k-takahashi]

『今回のエジプト暴動の特徴は、報道からはあまり見えてこないが、軍の指導性だろう』　『西側諸国としては、エルバラダイ氏を育ててエジプトの核化が阻止できればさらに御の字ということだが』