建屋内で極めて高い放射線量 8月2日 19時9分 東京電力福島第一原子力発電所で、2日午前、1号機の原子炉建屋2階の部屋で、これまで建屋内で確認された中では最も高い、1時間当たり5000ミリシーベルトを超える、極めて高い放射線量が計測されました。 福島第一原発1号機では、格納容器内の放射性物質を測定する配管を調べるため、2日午前11時から、配管がある原子炉建屋2階の部屋に遠隔操作のロボットを入れて放射線量を計測しました。その結果、この部屋の中を通る配管付近で、1時間当たり5000ミリシーベルトを超える極めて高い放射線量が測定されたということです。これは、これまで1号機から4号機までの建屋内で確認された放射線量の中で最も高い値となっています。この部屋は、1日に屋外で1時間当たり1万ミリシーベルトを超える放射線量を計測した配管が通る場所で、地震の翌日の3月12日に格納容器の外に放射性物質を放出