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2011年11月6日のブックマーク (3件)

  • 日米構造協議の教訓

    日米構造協議は非関税障壁についての日米協議で、正式には1989年に始まったのですが、いわゆる貿易摩擦は80年代前半から始まっており、私も日米双方に取材しました。このとき印象的だったのは、アメリカが日の実態を実にくわしく知っていることでした。たとえば農産物の非関税障壁についてアメリカは、部外者にはわからないような細かい問題を指摘してくる。 なぜこうなるかというと、通産省(当時)がアメリカ側に情報を提供していたからです。私もよく通産省に呼ばれ、館17階のレストランでご馳走になって資料を見せられ、「農水省はこんなひどいことやってるんですよ」と情報を提供されました。それをNHKが報道すると、アメリカ側が「NHKがこういう報道をしていた」と交渉の材料にするわけです。要するに「日米交渉」ではなく、通産省が農水省にやらせたいことをアメリカにいわせた「日々交渉」だったのです。 そして10年近い交渉の結

    日米構造協議の教訓
  • なぜTPP反対論が盛り上がるのか - Baatarismの溜息通信

    野田政権がTPP(環太平洋経済連携協定)への参加方針を打ち出してから、日中で反対の声がわき起こっています。従来貿易自由化に反対であった農業団体などの利害関係者だけではなく、それとは関係の無い一般の人にも反対意見が多く、ネットでも反対意見が大勢を占めているように見えます。 このようなTPP反対論で最近有名になっている中野剛志氏(経産官僚・京大准教授)の意見を読んでみました。簡単にまとめると、TPPでは日の輸出は増えず、米国からの輸入ばかり増えるから、日にとって損な協定であるというのが、反対理由のようです。 中野剛志(経産官僚・京大准教授)の、TPP解説がわかりやすすぎる!―日がTPPで輸出を拡大できない理由:ざまあみやがれい! このような意見の背後にあるのは、貿易で利益を得ることを国益と考え、輸出を善、輸入を悪と考える、重商主義という考え方でしょう。この考え方では貿易とは輸出国が輸入

    BIFF
    BIFF 2011/11/06
    この問題の難しさは、賛成反対双方に善玉悪玉が混ざり込んでいるところ。TPPが「自由貿易協定」でないとしても参加して交渉すべき。以前、気に入らないと、国際連盟に背を向けてもいいことはなかった。
  • テニス=スイス室内で錦織が金星、世界1位ジョコビッチ下す

    11月5日、男子テニスのスイス室内シングルス準決勝で、錦織圭(写真)が世界ランク1位のノバク・ジョコビッチを2─6、7─6、6─0で破り、決勝に進出。バーゼルで撮影(2011年 ロイター/Arnd Wiegmann) [バーゼル 5日 ロイター] 男子テニスのスイス室内は5日、当地でシングルス準決勝を行い、世界ランク32位の錦織圭(21)は世界ランク1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を2─6、7─6、6─0で破り、決勝に進出した。 ジョコビッチに第1セットを奪われた錦織だが、第2セットのタイブレークを制して勢いに乗り、第3セットの第2ゲームをブレーク。ジョコビッチの判断ミスやミスショットを誘って戦意を喪失させ、1ゲームも落とさずにこのセットを制して逆転勝利をものにした。 今季の全豪オープン、ウィンブルドン選手権、全米オープンを制したジョコビッチだが、9月のデビスカップで腰痛

    テニス=スイス室内で錦織が金星、世界1位ジョコビッチ下す
    BIFF
    BIFF 2011/11/06
    手負いとはいえ、現在最強のプレイヤーに勝った実績は、錦織にとって大きい。次のフェデラー戦に注目。