生活の党の小沢代表の政治資金を巡り、収支報告書にうその記載をした罪に問われた、石川知裕衆議院議員ら元秘書3人に、東京高等裁判所は、「4億円の借り入れに対して隠蔽工作などを行い、うその記載をした悪質な犯行だ」と指摘し、1審と同じ執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。 いずれも小沢代表の元秘書で、衆議院議員の石川知裕被告(39)と大久保隆規被告(51)、池田光智被告(35)の3人は、資金管理団体の収支報告書にうその記載をしたなどとして、政治資金規正法違反の罪に問われました。 3人は無罪を主張しましたが、1審の東京地方裁判所は、おととし、執行猶予の付いた有罪判決を言い渡したため、全員が控訴していました。 2審の判決で、東京高等裁判所の飯田喜信裁判長は、「4億円の借り入れに対して隠蔽工作を行ったり虚偽の説明を行うなどして3人が収支報告書にうその記載をしたことが認められる。国民にとって政治活動を