【ワシントン共同】米国務省は13日、世界200カ国以上を対象にした2018年版の人権報告書を発表し、日本でヘイトスピーチが増加傾向にあると指摘した。日本に暮らす外国人や、外国人を親に持つ市民らに対して雇用や住宅確保、教育などで差別があるとも言及し、懸念を示した。 報告書は、日本のヘイトスピーチ対策法に罰則規定がないため、検察官が名誉毀損罪を適用していることや、東京都や川崎市、京都府、大阪市といった自治体が条例やガイドラインを設けて対応に当たっていることを紹介した。
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の兄、キム・ジョンナム(金正男)氏がマレーシアで殺害された事件の裁判で、検察は、実行犯とされるベトナム人の女の起訴の取り下げを認めず、裁判は続けられることになりました。 裁判では、もう1人の実行犯とされたインドネシア人の女性の起訴が3日前に取り下げられ、女性は釈放されて帰国しました。 これを受けて、フオン被告の弁護士も起訴の取り下げを求めましたが、14日に開かれた裁判で検察側は起訴の取り下げを認めないことを明らかにし、裁判は続けられることになりました。 弁護士は「被告のうち一方だけを優遇している。差別的だ」と訴えたうえで、フオン被告の体調もすぐれないとして、14日に予定されていた被告人質問などの期日の延期を求め、裁判官はこれを認めました。 法廷で発言を促されたフオン被告は「気分はよくありません。ストレスを感じ、悲しいです。いったい何が起きて
福井県高浜町議会の児玉千明議員(30)がSNS(会員制交流サイト)フェイスブックなどに掲載していた、獣肉や自身を写した写真や文章が「命を軽視するような行為」で不適切だとして、東京の動物愛護団体が3月13日までに、児玉議員の辞職を求める要望書を同町議会事務局に送付したことが団体への取材で分かった。また、この写真などが別のSNS上で頒布されたことなどから、同町議会事務局に8日以降、100件を超す抗議のメールが送られる事態となっている。 児玉議員は1期目。県猟友会高浜支部に所属しているなど、獣肉を解体する機会がある。 要望書を送付したのは公益財団法人「動物環境・福祉協会Eva」。女優の杉本彩さんが代表理事を務める。問題視しているのは、児玉議員が昨秋までにフェイスブック(FB)に投稿した自身の写真や文章。獣の肉塊がぶら下がった前で包丁を持ったり、鹿の革製のちょうネクタイを身につけたりして、ともに白
西沙諸島のディスカバリー礁(華光礁)周辺で操業していたベトナムの漁船が、3月6日、中国船に衝突されて沈没した。ベトナムのメディア(Tuoi Tre)によると、漁船に乗っていた5名は漁船の残骸にしがみつき2時間ほど海面を漂っていたところをベトナム漁船によって救助されたということである。 【地図】南シナ海のディスカバリー礁(華光礁)とウッディー島(永興島)の位置 中国側メディア(中国共産党新聞網)が伝えた中国外交当局者の発表によると、ベトナム漁船から救難信号を受信した中国公船が直ちに現場海域に急行したところ、ベトナム漁船が沈没しつつあったため、中国の海洋捜索救難センターに通報し、中国救助船が派遣されたということである。 中国当局は、5名のベトナム漁民は救助されたとしているが、ベトナム漁船と衝突した船についての情報や、ベトナム漁船を救助したのは中国救助船なのかベトナム側の報道のようにベトナム漁船
違法DL規制を拡大する政府の著作権法改正案の今国会提出が見送られことを受け、コンテンツ海外流通促進機構(CODA)は3月13日、「大変遺憾」とする声明を、後藤健郎会長名で公表した。 無許諾でアップロードされたコンテンツのダウンロードを私的利用でも違法とする範囲を、漫画や論文などあらゆるコンテンツに拡大する政府の著作権法改正案について、自民党が法案の今通常国会提出を見送ったことを受け、日本のコンテンツの流通促進と海賊版対策に取り組む組織・コンテンツ海外流通促進機構(CODA)は3月13日、「大変遺憾」とする声明を、後藤健郎会長名で公表した。 CODAはダウンロード規制拡大法案について、「私的使用目的以外の複製との混同や、対象となる行為への誤解もあったようで、理解が得られず残念」とコメント。「ネット上における我が国コンテンツの著作権侵害は現在も危機的な状況にあると認識しており、今後とも、あらゆ
去年3月、小城市の建設会社で、ベトナム人の技能実習生が運転していたフォークリフトが横転して実習生が死亡した事故について、警察は、運転資格がない実習生に運転させるなど、会社が必要な安全管理を怠ったとして、34歳の社長らを業務上過失致死の疑いで書類送検しました。 この事故は去年3月、小城市の建設会社「ヤマヒロ工業」の敷地で、ベトナム人技能実習生、ディン・ドゥイ・カインさん(当時31)が運転していたフォークリフトが横転し、下敷きになったカインさんが死亡したものです。 当時、カインさんはトラックから足場の材料の荷下ろしをするためフォークリフトを運転していましたが、必要な運転技能講習は修了していませんでした。 警察は、まだフォークリフトを運転する資格がないカインさんに運転させるなど、必要な安全管理を怠ったことが死亡事故につながったとして、「ヤマヒロ工業」の34歳の社長ら幹部を業務上過失致死の疑いで1
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