【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長は13日の談話で、敵対事業に関する部署に次の段階の行動を決行するよう指示を出したと明らかにした上で「すぐに次の行動を取る」と表明した。朝鮮中央通信が報じた。金与正氏は4日の談話で、韓国の北朝鮮脱出住民(脱北者)団体が北朝鮮の体制を批判するビラを南北境界地域から北朝鮮に向けて飛ばしていることに強い不快感を示しており、敵対事業とはビラの散布を指すとみられる。 同氏は次の敵対行動の行使権を軍総参謀部に与えるとした上で、人民の怒りを和らげるため軍が何らかを決心・断行するだろうと述べた。韓国政府の制止にもかかわらずビラ散布を強行するとしている韓国の団体に警告を発したことになる。 sarangni@yna.co.kr
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