ブックマーク / lambamirstan.hatenablog.com (17)

  • 自尊心と虚栄心 - 和尚さんの水飴

    プライドが許さない 週明け月曜日から、の自宅療養のため介護休業に入ることになりました。は先週水曜日に左乳房の摘出手術を終えました。コロナの感染予防のため、手術直後に5分間だけの面談が許されましたが、あとは退院日まで直接話をするのはお預けです。 昨日の土曜日、出社して自分の席の片づけをしてきました。4月に私の後任が着任すれば、私は今の部署から異動となりますが、介護休業中でもあり、私物の異動を誰かに頼まなければなりません。できるだけ人の手を煩わせないよう最低限の荷物整理だけはやっておこうと思った次第です。 私は今の部署で一兵卒として貢献するつもりでいたのですが、元上司は「残りの部員がやりづらいだろうから」と、私の他部署への異動を決めたようです。 私自身は、自分の次の上司が誰であろうと気にしません。しかし、年功序列が染みついた、私たちの世代では、年下の上司に仕えることに異常な抵抗を示す社員も

    自尊心と虚栄心 - 和尚さんの水飴
    BINGO616
    BINGO616 2021/04/04
    プライドを勘違いしているのでは?と思われる人が社内には多いです。本当にプライドの高い人は、些細なことは気にしないと思います。些細な事こそ、そんなことで自分のプライドは傷つかないと思っているからです。
  • 自粛生活 シーズン2 - 和尚さんの水飴

    頬に受ける風 の看病のため、私は今週から約2か月間の介護休業に入りました。の予後は良好で、ひと安心しています。は退院後もリンパ液を排出するためのドレインパックをつけたままですが、主治医の先生からは、できるだけ体を動かすよう言われているので、午前中の1時間ほどを散歩の時間に割り当てることにしました。 昨日は散歩の初日でしたが、早朝のまだ人通りのほとんど無い中、と肩を並べてゆっくり近所を散策してみました。行き交う人もいなかったので、つけていたマスクを外してみると、ひんやりとしたそよ風が頬に当たるのを感じます。マスクを外し冷気の気持ち良さを感じることで、これまで忘れていた、マスクで顔を覆うことの不快感が呼び戻された気がします。 思えば、昨年の花見のシーズンの頃から、外出時のマスク着用をし始めたと記憶しています。それからあっという間に1年が過ぎてしまいました。来年の花見のシーズンには、でき

    自粛生活 シーズン2 - 和尚さんの水飴
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    BINGO616 2021/04/04
    私はどうも在宅勤務は苦手です。コミュニケーションが主の仕事なので、どうもしっくりこないというのが正直なところです。ただ出張が無ければ何が何でも出社というルールは無くしても良いと思っています。
  • 多様化の裏側 - 和尚さんの水飴

    多様化と潜伏する差別 性別、人種、思想などあらゆる領域において、異なる属性を有する人同士がお互いを尊重し、平等に扱われる世の中。私は来たるべき多様化社会を“なんとなく”そのような感じで捉えています。おそらく、これまで生きてきた中で、自分の属性を理由に深刻な差別を体験したことが無いため、私にとって多様化社会は、受け入れるべきものではあっても、“切望”する対象では無いのだと思います。 多様化社会は、人によって希望に満ちたものであったり、既得権を脅かすものであったりと、人によって受け止められ方は様々だと思いますが、その到達点はどのようなものになるのでしょうか。 ところで、私たちの社会や文化は、欧米のそれと比較されることがよくあります。「彼の国に比べて日は10年遅れている」などと、まるで何十年も研究してきたかのように言う人がいます。自国が遅れていると決めつけてしまうこと自体、多様性を受け入れるこ

    多様化の裏側 - 和尚さんの水飴
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    BINGO616 2021/04/04
    最近、日本は後進国だと言っている人をよく見ます(と言ってもニュースのコメント欄がほとんどですが)。理由は物価が安い、貯金が出来ない等々。あまりにも世間を知らずに主張をしている人が増えてきたと思います。
  • 夫婦喧嘩と味噌汁の味 - 和尚さんの水飴

    性格の不一致とは? 「夫婦喧嘩は犬もわない」と言うとおり、先人も他所の夫婦の諍い事に口を出すことの馬鹿馬鹿しさを分かっていたのでしょう。私はかつて、知り合いの夫婦が揉めていた際に仲裁役を買って出たことがありましたが、そんな余計なお世話など焼くべきではなかったと後悔しました。夫婦の間の心の機微は他人からは窺い知れないものなのです。 統計資料などで離婚原因のトップになるのは「性格の不一致」のようですが、結婚生活を続けられないほどの“性格の不一致”とはどのような状態なのでしょうか。 「性格」と聞いて、私が頭に浮かべた言葉は、「内向的・外交的」、「短気・暢気」、「悲観的・楽観的」などです。正反対の性格の持ち主同士は共同生活を維持できないのかと言うと、そうとは言い切れません。 周りを見渡しても、似たもの夫婦がいる一方で、全く性格が異なる夫婦も少なからず存在するわけで、必ずしも性格の不一致が結婚生活

    夫婦喧嘩と味噌汁の味 - 和尚さんの水飴
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    BINGO616 2021/03/07
    夫婦円満と言っても、そこに至るまでの道のりは様々ですよね。相手をこれでもかと思いやるぐらいがちょうど良いと最近よく思います。相手が自分のことをどれぐらい思ってくれているかは、結局わからないですからね。
  • 感謝する喜び (3) - 和尚さんの水飴

    やりたいことリスト は元々心配性で、物事を悪い方に考えがちです。病気の宣告からこれまで、先々のことについていろいろ考えていたはずです。が、病気への不安や自分の死について口に出さないのは、それによって私や娘たちとの関係性が、“家族同士”から“患者と介護者”へと変化することを避けたいからなのだと思います。病名が分かってから、何度となくは「普段どおりに接してほしい」と言います。それは、がいつまでも家族同士の関係を維持したいからなのでしょう。 以前、と私で書き始めた「エンディングノート」は途中から全く進まず、埃を被ったまま放置されています。勢いで書き始めたものの、私たちが自らのエンディングについてきちんとイメージ出来ていなかったことが理由でした。筆が止まった後、の病気や私自身の体調不良が重なったことから、エンディングノートは棚上げしたままになっています。終活よりも先に、病気を治すと言う

    感謝する喜び (3) - 和尚さんの水飴
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    BINGO616 2021/02/27
    「いずれ自由な時間ができたらやろう」と思っていることがあるなら、後回しせずに今から時間を作ってでもやり始めるべき。感銘を受けました。確かに仰る通りで、最近はそれが出来ていないと思うことが多いです。
  • 依存と共存 夫婦のあり方 - 和尚さんの水飴

    新しい人格 私たち夫婦にとっての結婚は、当初、“何となく”と言うものでした。もちろん、いい加減なつもりで付き合っていたわけでは無く、結婚は真剣に考えた結果の上での選択でした。しかし、当時の私にとって、それは同棲生活の延長であり、同棲との違いは、公式な届け出を出すか出さないか、だと思っていました。 もっとも、私たちは、“お試し期間”として同棲生活を経たわけでは無く、結婚して初めて同じ屋根の下で暮らし始めたので、それまで付き合ってきた期間では分からなかったお互いの素顔を後になってから知ることになったわけです。 私にとってのの知られざる素顔は、全てにおいて慎重、悪く言えば心配性であること。にとっての私のそれは、楽天的で無計画なところだったと思います。このような正反対の性格は付き合っている時から、お互いに薄々は感じ取っていましたが、それほど気になるものではありませんでした。 付き合っている期間

    依存と共存 夫婦のあり方 - 和尚さんの水飴
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    BINGO616 2021/01/15
    負担ではなく貢献と考えれば、していることは同じでも前向きに受け取られますし、そもそも負担と考えるのがおかしい気もしてきました。非常に参考になりました。
  • 長い長い予定表 (1) - 和尚さんの水飴

    遠くを見る目 会社の仕事、とりわけ新しいプロジェクト投資評価を行う場合、計画が想定どおりに進んだケースの他、カギとなる要素が想定し得る最悪の状況になった場合 – リスクケース – も考慮します。リスクケースは、“悪い状況が重なった場合に生じる損失”に対する覚悟と、その損失を最小限にい止めるための救済・緩和策の検討に用いられます。 会社の事業の場合、プロジェクトが成功すれば収益貢献の大きな軸になる反面、失敗した場合のダメージも大きくなるため、投資を判断する場合には慎重な検討が繰り返されます。 翻って、私たちはどのくらい真剣に自分や家族のライフプランを考えているのでしょうか。物事がうまく進んでいる時には、せっかくの時間を堪能したいと望み、悪いことは考えたくないものです。多くの人は、心穏やかな状態にあえて水を差すようなことはしません。また、若くて気力体力が充実しているときに、何十年も先の年老

    長い長い予定表 (1) - 和尚さんの水飴
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    BINGO616 2020/11/28
    ケースバイケースですが、夫婦別会計はお金を貯めにくいと思います。やっぱり二人で頑張るべきなのだとも思います。私は最近、それこそ必要以上に家計を締めつけているのではと思うことが多く、少し悩んでいます。
  • 必要なのか、欲望なのか - 和尚さんの水飴

    幸せの証 過去に何度か父親のことに触れた記事を書きました。祖父から仕事を引き継いだ父は、家族だけで営んでいた町工場を、従業員十数名を雇うまでに成長させました。 しかし、今考えると、それは私の父に商才があったからでは無く、たまたま高度成長の波に乗れたと言う幸運の賜物だったのだと思います。 高度成長期からバブル期まで、途中、オイルショックによるブレーキはありましたが、それでも当時の人々は良き時代が終わることなど想像もしていなかったことでしょう。 私の父もその一人でした。怠けずに仕事をしていればお金は稼げる。自分で稼いだお金を自由に使うことが幸せの証だったのです。 急に金回りが良くなると、「必要なもの」だけでは無く「欲しいもの」を手に入れたがるようになるのは、私の父だけでは無いはずです。車、クルーザー、別荘。欲しいと思ったものは、後先考えずに手に入れていたようです。当時の父は、その十数年後に自分

    必要なのか、欲望なのか - 和尚さんの水飴
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    BINGO616 2020/11/21
    幼少の頃に欲しいものが買えないと、大人になって浪費家になる傾向が強いと何かの記事で読みました。でも、だからと言って何でも買える幼少期が良いのかどうか、と難しいところではありますよね。
  • 気楽さの中の幸せ - 和尚さんの水飴

    塩おにぎりが好き 加齢とともに嗜好が変わるのは、その年齢にならないと分からないものです。若い頃は脂っこいものや濃い味付けのものが好きだった私も、揚げ物をべた翌朝に、胸やけで目を覚ますようになってからは、あっさりとしたものを好むようになりました。 一方で、昔から変わらず好きなのはお米です。朝、少し長めの散歩から帰宅すると、炊き立てのご飯を塩おにぎりにして、漬物を摘まみながらべるのが私の朝です。シンプルな事ですが、これが自分に一番合っているのだと思います。 ふと思い出したのが、大学生の頃のことです。家庭教師をしていた中学生がめでたく志望校に合格した時、そこのご家族に事に誘われました。学生同士では、まず行かないようなレストランでの事を終え、家路に着いた私は、途中のコンビニでおにぎりと缶ビールを買いました。レストランでは、親御さんを前に緊張していたのと、普段べなれないものばかりだった

    気楽さの中の幸せ - 和尚さんの水飴
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    BINGO616 2020/11/14
    豪華でも質素でも、幸せを感じる気持ちはそれとは関係ないですよね。人間の心は弱いと思うので、一度豪華なことを味わってしまうと、それが普通で、それ以下は耐えられなくなってしまいますよね。
  • 飾らない生き方 - 和尚さんの水飴

    掃除と断捨離 どこのご家庭でも同じだと思いますが、我が家では、例年、年の瀬が近づいてくると少しずつ家の中の片づけを始めて、年末の大掃除でクライマックスを迎えます。しかし、今年に限っては、ステイホームの期間に家族総出で大掃除を済ませてしまいました。また、在宅勤務が多かったことから、平日の掃除の頻度も上がり、これまでに無く家の中が整頓されています。 半年余りの間、在宅勤務を始める前までに掃除や洗濯を終わらせることがスケジュール化してしまったので、家の中が片付いていないと何となく落ち着きません。私も人生の後半に差し掛かって、ようやく良い習慣が身につきました。 ステイホーム中に、もう一つ思い切って行なったのが、断捨離です。三年前に家の引っ越しをした際にもかなり整理したはずなのですが、それ以来、思い切った断捨離は行なっていませんでした。一年間袖を通さなかった服は来年も着ることはないだろうと、思い

    飾らない生き方 - 和尚さんの水飴
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    BINGO616 2020/11/14
    私は貯蓄に勤しんでいますが、学生時代や入社3年目まで散財していました。駐在を機にお金が少しずつ貯まるようになって、お金の大切さに気付いたのですが、あの時の散財もこの気付きに繋がっている気がします。
  • 老後は何をする時間? - 和尚さんの水飴

    働けるだけ働く 定年延長の傾向はこれからも続くのでしょうが、仮に70歳が定年になった場合、高校卒業後にすぐ就職すると、50年近く“働き手”として活躍することとなります。それに伴い、老後の時間は短くなります。 平均寿命が延びたとしても、健康でいられる時間が延びることにはなりません。リタイア後の余生を充実させたければ、健康に気をつけることはもちろんですが、体力のあるうちにリタイアを決断すること、すなわち、自分の潮時を見極めることが大事だと思います。 私の勤め先では、定年は60歳。その後、65歳までは嘱託として働くことが出来ます。私が入社した頃の定年は58歳、嘱託期間は2年で、60歳になると完全にリタイアとなります。当時は60歳が年金の受給開始時期だったので、収入が途絶えること無く老後生活に移行できたわけです。 その意味では、完全にリタイアする年齢を65歳としているのは、年金受給時期まで働ける環

    老後は何をする時間? - 和尚さんの水飴
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    BINGO616 2020/11/14
    アーリーリタイアメントやFIREムーブメントは最近よく聞きますよね。私も経済的な自立は早めに確立したいと思うものの、仕事も嫌な事ばかりではないので、いつでも辞められる状態しておきながら働くのが理想です。
  • 子どもの教育と親の義務 (1) - 和尚さんの水飴

    サボり癖の延長線 前回の記事で、不登校児の話題に少しだけ触れました。 lambamirstan.hatenablog.com 不登校になる理由は様々です。いじめや体罰などで学校に行きたくても行けなくなってしまったと言うケースもあるでしょう。無理やり子どもを学校に通わせ続け、最悪の結果を招いてしまうこともあり得ます。そう考えると、不登校を一括りに議論することは出来ません。 しかし、 “何となく”学校に行くのが億劫になってしまったり、ほんの些細なことで学校に行きづらくなったりすることもあります。そのような、深刻ではない理由で欠席が繰り返された結果の不登校は、どこかで悪習慣を断ち切ることができたはずでは、と思います。 私自身、中学性の頃、将来の進路に対する不安や受験の重圧から、学校をサボったことが何度かありました。いや、その理由は後から思いついたもので、あの日学校をサボって、繁華街を彷徨って時間

    子どもの教育と親の義務 (1) - 和尚さんの水飴
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    BINGO616 2020/10/25
    駐在時の苦難が目に浮かびます。私は妻と二人での駐在ですが、それでも日本では苦労しないことに苦労を感じます。仕事での苦労はまだ自分を言い聞かせられるのですが、プライベートの苦労は精神的にも辛いですよね。
  • 残光に包まれて - 和尚さんの水飴

    最愛の人の死 会社の大先輩のOさんは、退職後に生まれ故郷の新潟に戻り、たまの用事で上京する時にお互いに都合が合えば近況報告をする間柄です。 先月上旬、Oさんが都内の病院で診察を受けた帰りに、一緒に昼を摂りました。前回あったのは、3年ほど前。来年喜寿を迎える先輩の姿はその時より幾分小さく見えました。 Oさんは数年前から持病の白内障が悪化し、左目はほとんど視力を失っています。そこで私は、「そうなると、益々奥様が頼りですね」と言ったところ、「いや、あれは去年死んだ」とポツリ。余計な一言だったと私は絶句してしまいました。 思い返すと、Oさんとは私がまだ若い頃に同じ社宅に住んでいて、飲み会の帰りに誘われるままにお宅にお邪魔したことが何回かありました。いつも奥様は嫌な顔一つせず、手際よく酒の肴を作ると、酔っぱらったOさんと私に交じって一緒に飲み始めるような気さくな方でした。 仲の良いと言うだけでは表

    残光に包まれて - 和尚さんの水飴
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    BINGO616 2020/10/18
    いろいろと考えさせられる内容でした。
  • 残酷な言葉 - 和尚さんの水飴

    寂しい死 先月、私の歳の離れた従姉が他界しました。70歳手前での死は、今の時代では早死にと言っても良いのかもしれません。 従姉は自宅で倒れ、そのまま意識が戻ることなく2か月余りを病院で過ごしましたが、おそらく人は自分が倒れたことも知らずに息を引き取ったのだと思います。 このご時世、例え身内であっても見舞いは禁止、私は入院中の従姉に会うことが出来なかったばかりか、通夜・葬儀も参列できませんでした。喪主の従兄からは、小さな町ゆえ、東京から身内が葬儀に顔を出したことが知れると、町での生活に差し障りがあると言われました。コロナ禍の影響とは言え、身内の最期を見届けることが出来ないとは、何ともやるせない気持ちで一杯になります。 従姉は、まさか自分が突然死ぬとは思っていなかったはずで、やり残したことも多かったことでしょう。そのうちの一つは、彼女の娘との和解でした。その願いを叶えられずに、従姉は寂しい思

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    BINGO616 2020/09/25
  • 働くこと、生きること (1) - 和尚さんの水飴

    働くことの理想と現実 学業を終えたら、働いて自立する。私はそのことに何の疑問も持たずに就職しました。それから約30年。もう定年が現実のものとしてすぐそこまで来ています。 これまで、折に触れ、働くことの意味を後付けでいろいろ考えてきましたが、どれも腹落ちするようなものではありませんでした。 会社は事業目的がはっきりしています。どのような会社も何等かの形で社会に貢献することが事業の目的になっています。中で働いている社員は共通の事業目的に様々な形で貢献することと引き換えに給料をもらっています。 しかし、もらった給料分の働きをしている社員はどのくらいいるのでしょうか。高い報酬に見合った活躍をしている役員はどれくらいいるのでしょうか。恐らく、一部の人間の活躍で会社は利益を上げ、大半の社員はそのおこぼれに与っているだけなのではないかと、私は思います。 かく言う私も、これまでの仕事を振り返ると、成功して

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    BINGO616 2020/09/02
  • 役職の器 - 和尚さんの水飴

    偉くなるための条件 会社にしても家庭にしても、信頼できる人間でなければ誰もついてきません。会社では、株主総会や取締役会の専決事項以外は、社長以下取締役や幹部社員が、事案の重要性によって決裁承認権限を持っています。 それは、会社の規程で決められたルールに過ぎず、権限を有する者が様々な事案を的確に判断できる能力を兼ね備えているか否かとは別問題です。もちろん、会社という組織の中では、時に全く異なる部門への異動や転勤があり、“畑違い”の仕事だから自分では判断できない、などと言っていては仕事が回りません。従って、幹部社員になり、任される部隊が大きくなればなるほど、自分の部下の力量を把握して、潜在能力を引き出すことができるかがカギとなり、また、部下から可能な限りの有用な情報を集めて、物事を判断していかなければならないのです。 部下の力を伸ばして、組織力を高め、的確な判断を下して、仕事を円滑に回す。その

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    BINGO616 2020/08/22
    「“将来を嘱望される”社員は、あえて井の中の蛙として大切に扱われている」はよくわかります。このタイプで幹部になった方がうちの会社にもいます。記事内容はすごく的を得ていて、毎々勉強になります。
  • 愚者の判断 (1) - 和尚さんの水飴

    正しい決断へ導くもの これから書く話は、特に若い人に、組織の中で仕事をする際に心にとめておいてもらいたいことです。 「一を聞いて十を知る」とは賢明な人を言い表す例えですが、周りを見回してもなかなかそのような聡明で理解力のある人にはお目にかかれません。反対に、一しか聞いていないのに全て分かった気になって、勝手な思い込みで見当違いな判断をしてしまう上司はたくさん見てきました。年を取るとせっかちになるから、と言うのとは違って、下の者の言うことを侮る気持ちが、相手の説明を遮り、的外れな結論を導き出す原因なのです。 仕事にしても私生活にしても、私たちは、重要な判断をしなければならない時ほど、できるだけ多くの情報を得ようと努めるものです。例えば、何かの商品を手に入れる時には、類似の物を比較してどれが一番費用対効果に優れているかを考えます。家や車など高額なものになればなるほど、一層慎重に検討することにな

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    BINGO616 2020/08/14
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