25日午前5時21分、愛知県の岡崎・西尾・安城3市の一部計約1万500戸が停電し6分後に復旧した。中部電力岡崎支店によると、鳥のふんが変電所の器具に付いて漏電状態になったのが原因で、珍しいケースという。 中部電によると、西尾市道光寺町の西尾変電所で、送電線と鉄骨をつなぐ絶縁体の碍子(がいし)(長さ約1メートル)に鳥のふんが付着。電圧7万ボルトの電気がふんを通して送電線から鉄骨に流れ、漏電状態になり、送電が自動停止した。碍子は陶器製で地上2メートルにあり、焼け焦げていた。 変電所では鳥が近付かないように糸を張るなどの対策をとっており、鳥が飛びながら落としたふんが碍子に付いたらしい。中部電は「鳥の営巣が原因になることは多い。ふんによる停電は珍しい」と説明している。【中村宰和】 【関連記事】 エネファーム:停電時も発電 外付け蓄電池の採用検討 孫正義氏:発送電の分離が必要 原発補助金で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く