今日で、10月も終わり。あと2ヶ月で来年となる。「月日の流れが早くなった」などと、年寄じみたことを言うつもりは毛頭ない。それにしても、最近の政治の流れはいったい何なのだろうか。節目が無いというのか、締まりがないというべきなのか、何がポイントなのか分からないのが実情だ。これは、与野党双方の動きについて言えることだ。 焦点を絞らせないというのは与党がよく遣る手だが、どうも、そういう感じではない。安倍首相・安倍政権自体が、いったいどうしたら良いのか分からなくなっているのではないか。「これからは経済だ」と言ってみても、現在の日本経済に対して何を為すべきかなど、この政権に分かる筈がない。自由主義経済の中で、政府にできることなどほんの僅かなことしかないことを、安倍首相もその側近も知らないのだ。 経済政策については、財政経済諮問会議なるものが作られているが、あんな会議で特別なものが出てくる筈がない。一億
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