3月11日に籠池氏から近畿財務局に「今朝一方的に本省に行く旨電話があった」との記載がある。理由は、前年の土壌改良工事について近畿財務局から業者に対する「不当な提案があった」ため、それに籠池氏が納得しなかったからだ。とりあえず14日に近畿財務局で話し合いが持たれたが、籠池氏は納得せずに15日に上京し、財務省を訪れている。 ではその「不当な提案」とは何なのか。それは2015年9月4日に近畿財務局9階の会議室で、近畿財務局と大阪航空局の担当者が森友学園側の業者と話し合った内容だ。 「現状、お断りします」 森友問題を追及する民進党の福島伸享衆院議員は、この内容についてこう明かす。 「森友学園側はゴミ撤去費用を土地の価格よりも高額に見積もり、土地をタダ同然に取得しようとしていた。近畿財務局は処理費用が高額になるのなら、土地を売却しないという方針だった。『不当な提案』とはそのことを意味する」 すなわち
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