民間テレビが放送を始めたのは1953年8月、テレビCMというものも始まりました。 しかし残された映像がほとんど無かったためにその初期の姿というものはほとんど知られていませんでした。 ところが、映像制作会社のTCJという会社が製作したフィルムが同社の倉庫に残っていました。 それを京都精華大学が借り受けて整理に着手し、その後立命館大学が後を受け継いでアート・リサーチセンターに所蔵するようになったそうです。 そのほとんどがTCJが制作したテレビCMということで、1万本以上のフィルムでした。 それの内容の研究を始め、その一部を紹介するということです。 いくつかのテーマごとに分けて紹介されており、第1は「テレビCMの原始時代」、上記のアーカイブに収録された最古のものは1954年ですがそこから4-5年程度の創成期のもの。 第2は「珍しいCM」現在では絶滅した商品など。 第3は「高度成長の風景」今とはが