山口二郎・神津里季生対談(下)~参院選を経て、改めて浮かぶ「野党」本来の役割 「もうひとつの選択肢」の不在、有権者の悲しさを思え 松下秀雄 朝日新聞山口総局長・前「論座」編集長 日本に政権交代可能な政治状況をつくろうと長年、とりくんできた山口二郎・法政大学教授と神津里季生・前連合会長の対談の(下)では、政権交代可能な状況がさらに遠のいているようにみえる参院選の結果や、野党がとるべき対応などについて論じています。司会は「論座」編集長・松下秀雄。安倍晋三元銃撃事件を中心に論じた(上)はこちらからお読みいただけます。 (論座編集部) 山口二郎 (やまぐち・じろう) 法政大学法学部教授(政治学) 1958年生まれ。東京大学法学部卒。北海道大学法学部教授を経て、法政大学法学部教授(政治学)。主な著書に『大蔵官僚支配の終焉』『政治改革』『ブレア時代のイギリス』『政権交代とは何だったのか』『若者のための