私が日々暮らす日常の中で出会う知的障がいを持つ人々。彼らの自立生活や地域生活の「支援」を自らの日常を通じ、自らの支援の?を模索する 地域で暮らす重度知的当事者たち。 本人の想いがなかなか周囲には理解されない当事者たちの自己選択と自己決定はいかに? 先日会った当事者Hさん。 同じ日程で別々のイベントの誘いがあり、 どちらを選ぶか?と訊ね、本人に決めてもらうことになった。 本人が明確に選び意思を発する事ができるなら本人の意向に依れば良い。 しかし、本人が明確に決定を示さない場合はどうだろうか? 明確に答えてくれない。 どちらに対しても「YES(又はNO)」と言う。 「どっちにする?」と何度聞いても本人の意思が見えてこない。 又は、誰が質問するかによって答えが変わったり、間に挟まれ答えようがなく、半ば問い詰めら得ている雰囲気になり固まったしまう等々。 地域で過ごす重度知的当事者は、家族と同居して
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