昨日、奈良 くらしネットフォーラムの正式なチラシがとどきましたので、文末に。 まずはじめに。 「子育て支援が日本を救う」柴田悠著 勁草書房 2016 日本社会が抱えている重大な問題として、まずはあげなければならないのが財政難だろう 日本は1,980年代から史上最速で高齢化し、2005年からは世界一の高齢国になっている。このままいけば、あと半世紀ほどは最高齢国であり続ける。 中略 そのような状況の下では、政府の予算のうち、抑制されがちなのは社会保障だ。その中でも、最も抑制されがちなのは障害者福祉だろう。というのも、社会保障の対象者(高齢者、患者、子供、失業者、障害者、遺族、貧困者など)の中で、権利主張のための言語能力にハンディキャップを抱え、しかも同様にハンディキャップを抱えた高齢者や子供よりも人数が圧倒的に少ない(つまり代議制民主主義において立場が最も弱い)のが、障害者だからだ。 権利主張