重度の知的障害者、傷害容疑で逮捕 さいたまで補助なく刑事手続き、専門家「有効でない」警察「適正な措置」 重度の知的障害者の男性(30)=さいたま市=が今年6月、市内の施設で別の利用者を負傷させたとして、傷害容疑で逮捕、送検された。男性は勾留されずに釈放されたものの、刑事手続きの中で、障害特性を理解してコミュニケーションを補助、支援する人の立ち会いはなかった。専門家は「刑事手続きは有効とは言えない」と指摘。逮捕した大宮東署は「適正な措置だった」としている。
担任、息子の入学式へ…高校教諭勤務先を欠席、教育長が異例の注意 県西部の県立高校で50代の女性教諭が長男が通う別の高校の入学式に出席するため、担任を務める1年生の入学式(8日)を欠席していたことが分かった。新入生の保護者らは「今の教員は教え子より息子の入学式が大切なのか」と困惑している。 県教育局によると、県内の県立高校では、ほかに男女3人の担任教諭が子息の入学式出席を理由に休暇届を提出し、勤務先の入学式を欠席した。 関根郁夫県教育長は11日に開いた県立高校の校長会で「担任がいないことに気付いた新入生や保護者から心配、不安の声が上がった」と、この事実を報告した上で「生徒が安心して高校生活をスタートできる体制づくりと心配りに努めてほしい」と異例の“注意”を促した。 関係者によると、入学式の担任紹介の中で校長が女性教諭の欠席理由を説明。女性教諭は「入学式という大切な日に担任として皆さんに会うこ
航空自衛隊入間基地のそばにある所沢市立狭山ケ丘中学校の防音対策工事を兼ねたエアコン設置工事について、藤本正人市長が「必要ない」として新年度予算に計上せず、防衛省の防音工事補助金を辞退していたことが、21日までに分かった。昨年末から市議会で問題として取り上げられてきたほか、地元中学校の父母や後援会も「納得がいかない」と説明を求めている。 工事は市の防音学校施設計画に基づき、同中の防音とエアコン設置を2010年度と12年度の2カ年で、総事業費は1億4242万円で実施する予定だった。しかし藤本市長は、昨年12月の市議会定例議会の一般質問で、平井明美市議(共産)に「扇風機で十分。子どもたちにエアコンは必要ない」と答弁した。 防衛省は05年、今後の防音対策は夏季のエアコン設置工事を実施すると変更。所沢市も06年から、防音校舎には除湿工事を進め、同中も設計予算はすでに議決されて完了している。 藤本市長
深谷市の元暴力団組員夫婦による生活保護費不正受給事件は六月二十七日、夫婦の逮捕で幕が開いた。生活保護法違反で夫は実刑となり、妻は執行猶予になった。夫婦に資産はなく、市は損害の対応に苦慮。十二月から不正支給分約二千三百万円を職員全員の寄付で補うことにした。しかし、「事件の本質が不透明のまま、連帯責任にするのはおかしい」の声はいまもくすぶっている。 事件について、議員検証チームの幹事長だった田島信吉議員は「職員に(寄付に対して)割り切れない気持ちがあるのは事実。市長が言う風通しの良い職場まで、まだ遠い状態にある」と嘆く。 同チームの田嶋均議員も「市政の透明度を上げるためにも、事件の本質を解明して責任を明確にすべきだが、現状は不透明なままと言わざるを得ない」と注文を付けた。 事件に関しては、九月十八日に市長の諮問機関・第三者委員会(國吉眞弘委員長)が「市の不適切な事務が不正受給を助長した」とする
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