もう一昨日になるが、4月27日はまさに怒濤の一日だった。「復興」名目の増税に反対する有志が、ついに大きく動き出したのだ。 まず、午前九時すぎ。私は厚生労働委員会で質問に立った。議題は求職者支援法。だが、まずその前段として「復興のため、と称する増税は、経済の落ち込みを深刻化させる。あくまで、増税には反対だ」と宣言した。 質問の中で、私は地元群馬の苦境を訴え、経済対策や雇用確保を要求した。 震災による自粛、原発事故の風評被害で、旅館・ホテルの宿泊客が激減し、水上温泉をはじめとする各観光地は壊滅的被害を受けつつある。農業も放射性物質問題による出荷停止、風評被害で大きなダメージを受けている。 いますぐ、大型の経済対策、雇用対策が必要だ。増税で経済を冷え込ませたら、日本全体が沈没する。まして、被災地復興などなし得ないではないか。 ***** 午後2時。経済評論家の勝間和代さんが代表を務める「デフレ脱