自民党史上初の首相経験者の再登板となる第2次安倍晋三政権が発足してから間もなく6年が経つ。当時の民主党政権が崩壊する引き金となったのは、野田佳彦前首相が突然の衆院解散に踏み切ったことだった。その野田氏が語る「6年前の反省と安倍首相への恨み節」がいま、永田町の話題となっている。 もちろん「歴史に"もし"(if)はない」のが政界の常識だ。しかし、もし当時の首相だった野田氏の解散断行が別のタイミングだったら、その後の政局展開は大きく変わり、安倍政権の誕生はなかった可能性もあった。 野田氏は「もっと早く解散するつもりだったが、党内状況や外交問題などで遅れた」と述懐。そして、自らが「1内閣1仕事」と位置付けて猛進した消費税10%への「社会保障と税の一体改革での3党合意」の精神を「安倍首相が踏みにじっている」と改めて悔しさをぶちまけている。 「使命感」で消費増税に踏み切る 首相就任時に、メディアなどか
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