1945年8月、日本に投下された二つの原爆。その年末までに、広島で14万人、長崎で7万人以上が亡くなったといわれます。なぜ広島と長崎に落とされたのか、街や人びとはどうなったのか。原爆のこと、知っていますか。(朝日新聞が発行する小学生向け教育特集「知る原爆」のQ&Aです) ◇ Q.原爆って、どういうものだったの? A.原子爆弾といって、それまでに戦争で使われたものより、はるかに強い力の爆弾だったんだ。原爆や水素爆弾(水爆)は原子核反応というエネルギーを使っているので「核兵器」と言うんだよ。世界で初めて核兵器が使われたのは1945年8月6日。アメリカが広島に落とした原爆で、3日後の8月9日には長崎にも落としたんだ。 Q.どうして、日本に落とされたの? A.日本はアメリカなどと戦争をしていたんだ。アメリカは原爆の力を見せつけ、早く戦争を終わらせるために落としたとの見方があるんだ。もし、日本が早く
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