史上最年少で将棋のプロ棋士となり、公式戦で一度も負けていない中学3年生の藤井聡太四段が17日午後、大阪で行われた対局でも勝ち、連勝記録を「27」に伸ばしました。これで歴代最多の連勝記録まであと1勝となりました。 藤井四段は17日午後2時から大阪の関西将棋会館で、「朝日杯将棋オープン戦」の一次予選に臨み、アマチュアで東京大学1年生の学生名人、藤岡隼太さん(19)と対局しました。 対局はそれぞれの持ち時間が40分で行われましたが、先手の藤岡アマが投了し、藤井四段は連勝記録を「27」に伸ばしました。 日本将棋連盟によりますと、これまでの最多連勝記録は神谷広志八段が30年前の昭和62年に成し遂げた28連勝で、藤井四段は大記録まであと1勝に迫りました。 藤井四段の次の対局は今月21日に行われる予定です。
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