最近、さまざまな場面で「5G(ファイブジー)」という言葉を聞く。しかし、「何やらすごいらしい」ということは分かっても、それが一体何なのか理解しきれていない人もいるだろう。 この記事では、過去の移動体通信(携帯電話)システムを振り返りつつ、5Gとは何なのかを改めて紹介していく。 (記事中の通信速度は特記のない限り理論値) 携帯電話(移動体通信)の世代を振り返る 5Gは「Fifth Generation」、つまり5世代目の移動体通信システムという意味だ。 「5世代目」となると、これまでに4世代の移動体通信システムが存在したということ。これまでのシステムを簡単に振り返ってみよう。 1G(第1世代):アナログ方式で電話を“ワイヤレス化” 移動体通信の第1世代は、区画(セル)ごとに無線基地局を設置し、セルをまたいで利用できる「セルラー方式」のアナログ無線電話で、1970年代後半から1980年代前半に
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