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先に、ベーシック・インカムに関する本を取り上げた。その中で、興味深かったのは、E.P.トムスンのモラル・エコノミー論とそれを巡る時代的文脈だった。 その一方で、E.P.トムスンの仕事を日本で引き継いでいるイギリス近世・近代史家自身から、この「モラル・エコノミー」論に関して強い批判↓もある。 近藤和彦『民のモラル』十年有半 また近藤氏の著作中にもこうある。 ちなみに、E.P.トムスンの Customs in Common におけるスコットランド啓蒙の批判は、①民衆文化とのちがいを指摘する点に重きがおかれていて、その点はわたしも賛成だが、②18世紀の世界の重商主義的秩序から19世紀の自由主義的秩序への転換における啓蒙思想 → 功利主義の意義を見過ごしている点で、不満である。わたしがモラル・エコノミーという用語になじめない理由の一つは、民のモラルと啓蒙的モラル(市民的公共性)との相克を相対視しに
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