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2018年4月24日のブックマーク (2件)

  • 「勝つための議論」の落とし穴

    M. フィッシャー(カーネギーメロン大学) J. ノーブ(エール大学) B. ストリックランド(仏ジャン・ニコ研究所) F. C. ケイル(エール大学) 米国では政治的な二極化が進むにつれ,相手を言い負かすことを主眼とした「勝つため」の議論が多くなってきた。特にフェイスブックやツイッターなどオンライン上でそれが顕著だ。こうした議論のスタイルが,議論している問題に対する当事者の理解そのものを変えることがわかった。議論している複雑な問題に唯一の正解があると考えて,それ以外は認められなくなり,視野の狭い思考に陥る恐れがある。 再録:別冊日経サイエンス236「心と行動の科学」 再録:別冊日経サイエンス230「孤独と共感 脳科学で知る心の世界」 著者Matthew Fisher / Joshua Knobe / Brent Strickland / Frank C. Keil フィッシャーはカーネギ

    「勝つための議論」の落とし穴
  • 学級内における対抗文化としての 「オタク文化」 - 奈良大学リポジトリ

    " 研究では学級内の生徒間序列化現象として近年注目される 「スクールカースト」 の議論をサブカルチャー研究に応用し、そこにおいて従来は下位たる存在と見なされてきた 「オタク」 たちの文化が、むしろ 「スクールカースト」 秩序に対する対抗文化として働きうることを示した。ただし 「オタク文化」 は 「スクールカースト」 的秩序と結びついたサブカルチャー・スタイルの序列化に変化を与えることはできても 「オタク」 グループでの同調圧力に対して対抗し得ず、そのため「コミュニケーション能力至上主義」に対する対抗性を持ちえないことも明らかとなった。 なお、研究は高等学校卒業者を対象として2012年3月から10月にかけて実施した半構造化インタビュー調査の結果に基づいている。"