Confirm OK キャンセル Are you sure you want to delete this item? Are you sure you want to delete this version?
Online ISSN : 1884-9385 Print ISSN : 1880-4357 ISSN-L : 1880-4357
本稿は、「<共通の危機>から国家は生まれた」という経済学者シュンペーターの指摘を足がかりとして、近世のハプスブルク君主国において「共通の危機」意識に起因する軍事の発展が国内諸勢力の幅広い統合を促す一因となり、合意形成の過程に多大なインパクトを与えた経緯について考察することを目的とするものである。近世ヨーロッパにおいて広範にみられたように、ハプスブルク君主国においてもとりわけ三十年戦争以降、王権は軍事・戦争を主要な起動力として、国家形成を主導していった。しかし、それは諸身分に代表される中間的諸権力の打破ないし排斥によってではなく、彼らとの協働のもとに達成された。そしてこうした関係が成立する上で決定的な意味をもったのは、まずオスマン帝国、次いでプロイセンの脅威によって恒常的に存続することとなった、「共通の危機」意識であった。特に注目されるのは、確かに軍事負担は徐々に拡大し、軍事に対する国家の権
This paper aims to examine the representations of Jews in Northern Italy in thefifteenth and sixteenth- centuries, particularly in the dominion of the Gonzaga family, andhighlights the significant diffusion of Hebraic themes in the Gonzaga court. In the historicalcontext of the broad movement to reassess Judaism (the mysticism of Kabbala) by prominenthumanists of the Quattro and Cinquecento, such
弥生時代における戦闘はどのようなものであったのか? その様相を具体的に明らかにすることが本論の目的である。こうした問題を検討するため「武器」と「殺傷人骨」を取り上げ,対人殺傷の分類・検討を試みた。 研究の方法としては「殺傷人骨」を主な資料とし,「武器」と「殺傷人骨」との関係から,弥生時代における対人殺傷方法の型式的な分類を行う。 先ず「武器」を至近距離戦用武器(短剣),接近戦用武器(刀剣類),遠距離戦用武器(弓矢)の3種に大別する。これに基づき,対人殺傷方法を,I・至近距離武器による殺傷,II・接近武器による殺傷,III・遠距離武器による殺傷,そしてIV・遠・近距離武器の殺傷に区分する。 この区分により「殺傷人骨」をいくつかのカテゴリーで分類した結果,「殺傷人骨」に見られる弥生時代の殺傷方法も極めて多岐に及ぶことが明らかにできた。特に弥生時代前半(早期~中期)は短剣による(背後からの)殺傷
本稿では,日本・イギリス・アメリカの社会学の相違を,定量的な比較を通して検討する.具体的には,1)どのような方法がもちいられるか,2)雑誌論文と一般書籍のどちらがより引用されるか(これを引用文化とよぶ),という二点を各国における実証主義の強さの相違を表すものとして比較する.日英米の学術ジャーナル各2誌において2012年に掲載された論文をすべてサンプリングし,それらの論文で用いられている方法を4つに,文献リストに挙げられている文献を4種類に分類した.このデータから,引用文献数と,引用文献中の雑誌論文および一般書籍の割合を比較した.用いられる方法の種類,引用文献数,引用文献中の雑誌論文比をそれぞれ従属変数とし,他の変数を独立変数とする分析の結果,1)方法についてはアメリカにおいて経験的研究,とくに計量への指向が強く,2)引用文献の数は米英日の順で多く,引用文献中の雑誌論文の割合は米英において日
The purpose of this article is to examine the following two questions: one is, why, at what point terrorism cannot morally be justified; the other is, all kinds of acts of terrorism are morally impermissible under any circumstances. This paper is divided into three sections. In the first section, I examine the definition of terrorism and discuss the first question. In the second section, I examine
Hokkaido University | Library | HUSCAP Advanced Search 言語 Home About HUSCAP Open Access Policy Browse by Author Browse Communities & Collections Scholarly Journals Theses Doctoral Dissertations Listed by Graduate Schools Conference Procs. Events HUSCAP Senior (in Japanese) Societies Downloads (country) For university staff How to post your papers to HUSCAP Publication of theses Helpline about thes
Online ISSN : 1884-6483 Print ISSN : 0286-9624 ISSN-L : 0286-9624
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く