日経平均株価は一時1万円を割り込んだ=28日午前10時21分、東京都港区東新橋2丁目、関田航撮影 28日の東京金融市場は円高が急速に進み、約8カ月ぶりに1ドル=90円を突破し、1ドル=88円台に入った。これを受けて日経平均株価は前週末から一時270円超下がり、約2カ月ぶりに1万円の大台を割り込む場面もあった。 28日の東京外国為替市場の円相場は海外市場で円高ドル安が進んだ流れを引き継ぎ、前週末午後5時時点と比べ2円37銭円高ドル安の1ドル=88円22銭前後まで上昇し、1月23日以来約8カ月ぶりに88円台をつけた。その後、やや値を戻している。午前11時時点で同1円44銭円高ドル安の1ドル=89円15〜20銭。円は対ユーロでも急騰し、午前11時時点では、同2円96銭円高ユーロ安の、1ユーロ=130円07〜10銭で取引されている。 先の20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)で景気