7月7日投開票の東京都知事選は、現職小池百合子氏の圧勝で終わった。しかし政界を驚かせたのは、2位が蓮舫氏ではなく、元安芸高田市長・石丸伸二氏だったことだ。自民党の裏金問題が尾を引き、衆院補選など連敗が続いているなか、まさかの3位転落だった。今回の都知事選を巡っては、決着がついてもその議論がネットを中心に話題にのぼっている。一体なぜこうなってしまったのか。ルポ作家の日野百草氏が取材したーー。 目次 立憲関係者が嘆き「蓮舫さんはどうしてしまったのか」共産党員「共闘したのは事実じゃないですか。蓮舫さんとがんばったのに」田中角栄「新聞記者は書くのが商売、政治家は書かれるのが商売だ」「私はね。黙らないよ。いま、最も自由に黙らない」「清美ちゃんが落選したときはさすがやと思った」蓮舫氏の情熱をわかってくれている人はいる。128万3262票を誇るべき「ネットのおもちゃの蓮舫」など求めていない 立憲関係者が