今月宮崎市で開かれた空手大会で、小学生が試合中に背後から後頭部を蹴られてけがをしたうえ、審判団が倒れた小学生を放置して協議をしている動画がSNSに投稿され、大会運営に対する疑問の声などが出ています。 動画が撮影されたのは、今月3日宮崎市の武道館で開かれた空手大会の小学生の部の試合中で、後ろを向いた男子児童の後頭部を、対戦相手が蹴る様子が写っています。 蹴られた男子児童はその場に倒れましたが、審判団は救護することなく協議を続けました。 所属する道場の関係者によりますと、男子児童は首にけがをしたということです。 動画はSNSで拡散され、大会運営に対する疑問の声などが出ています。 大会を主催した宮崎市の空手道場はNHKの取材に対し、男子児童が倒れたあとにもっとはやく対応にあたるべきだったと話し、道場が所属するWKO世界組手連盟は、子どもが背中を向けた時点で審判が間に入らなかったり、倒れた際に速や