きくち正太先生の食エッセイ漫画「あたりまえのぜひたく。」最新刊(シリーズ4巻)に、ちょっとびっくりなうどん料理が掲載されていたので、気になって再現してみました。 その名も「究極のシンプル天ぷらうどん うち風」。 イブニング連載中の「瑠璃と料理の王様と」のうどん編の取材で、伊勢と讃岐でうどん三昧してきたきくち先生。「うちでもぜひうどんネタを…」という編集者・高松氏の泣き落としリクエストで、出てきたのがこの料理。 ※【コマ引用】「あたりまえのぜひたく。 ─きくち家 渾身の料理は……。─」(きくち正太/幻冬舎)より 「天ぷらうどん」といっても、天ぷらが乗ったうどんではありません。 「エビは揚げない、かき揚げも揚げない。揚げるのはうどん」つまり、うどんを天ぷらにしたうどん…。 なんだそれは、どういうことだ。 昆布、厚削りかつお節、そしていりこを水から一緒に火にかけ、アクをとりつつ弱火で40分煮出し