「ライブドア(LD)の持っていた良さを忘れずに、独立した金融機関として立派なものにしていきたい」――。80席のうち半分も埋まらない記者席を前に、ライブドアフィナンシャルホールディングス(LDFH)の清水幸裕社長は、読み上げるように同社の将来像をこう語った。LDは22日、LDFHの全株式を独立系投資会社アドバンテッジパートナーズ(AP)(東京都千代田区)に譲渡すると正式に発表した。同日、東京都目黒区のウェスティン東京で開かれた記者会見での、清水・LDFH社長とリチャード・フォルソム・AP共同代表の一問一答は以下の通り。 ―― 買収先をAPに決めた理由は。 清水 LDFHは売られる立場なので、買収のプロセスについては詳細は把握していない。ただ、LDの方で企業群をバラバラに売ることや、一括して売ることなど相当な数の会社と話して総合的に判断し、最も評価の高いところがAPだったと聞いている。 ――
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