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ブックマーク / blog.kyanny.me (5)

  • エクストリームプログラミング - @kyanny's blog

    「ペアプログラミング」を読んだ流れで読み始めた。「古典をたしなむのも悪くなかろう」という気持ちで読み始めたが、古典どころか現在進行形の内容ばかりだった。 いきなり具体的な話からはじまり、思想的な話は後ろの方でやっとでてくる構成は意外だった。 実践のためのなのだから実践的な、行動に繋がる内容に重きをおくのは当然だしそれを先に持ってくるのには好感を持ったが、思想的背景抜きにいきなりプラクティスやプリンシプルを延々と紹介されると説教くさく感じてしまい、途中で一度投げ出しそうになった。 しかし後半に入るにつれて面白くなっていって、「なぜ私は XP をやるのか」という個人的な動機などの話に至りすべてが繋がる、というまるで映画を観たような読後感だった。 XP についてなんとなく知っているつもりになっていただけだったので、いろいろ気づきもあった。最も印象に残ったのは、「XP は TDD を必須とはして

    エクストリームプログラミング - @kyanny's blog
  • 最近読んだもの - @kyanny's blog

    あなたのチームの「いい人」は機能していますか? 自分が「雑用(あえてそうよぶ)」を拾いたがるタイプなので自戒を込めていうが、そういうひとは仕事の優先順位づけができていない。職がおろそかになり、仕事に穴を開けて結局はチームに迷惑をかけるハメになる。 自分が雑用拾いに精を出しがちなときはたいてい「職がダルいのでサボりたい」か「職が手に余るので逃げたい」のどちらかだった。雑用は「緊急だがすぐ片付く」内容が多いので、サボっていると思われず、安易に達成感も得られてクセになってしまうのだ。 雑用拾いを他のひとにやらせないのも良くない。周りが育たないし、遅かれ早かれ「自分はこんなに貢献してるのに評価されない」という悪魔の考えに取り憑かれてしまう。おそらく周囲からは「雑用はいいから来やるべき仕事をオンスケでこなすことで貢献してくれよ…」と思われているだろうことにも気づかずに、だ。 ああ耳が痛い。

    最近読んだもの - @kyanny's blog
  • 最近思ったこと - @kyanny's blog

    ソフトウェアはなぜ壊れやすいのだろう、と常々不思議に思っていたのだが、「そういうものである」と自然に受け止められる境地に至った。変更しやすいと同時に壊れやすい、そういう性質を持ったものを「ソフトウェア」と呼ぶのだ、と。 仕事が佳境に入ると、「和風Wizardry純情派」のこのシーンのような感覚になることがある。最短で論点にたどりつき、段飛ばしで議論が深まるような瞬間は気分が高揚するし、その逆もある。 インターネットのどこかで見つけて以来、忘れられない言葉がある。 誰の言葉だったかも忘れてしまったのですが、ずっと肝に銘じて来た言葉を贈ります。「自分の実力が正当に評価されていないという考えに取り憑かれると、その人の成長はそこで止まってしまう。」 振り返ると自分が悪い状態にあったときはいつも自信過剰で傲慢だったか、自信を失って卑屈だったと思う。どうすればそのような精神状態を避けられるのか、折にふ

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  • ルーク、 MongoLab を使え! - @kyanny's blog

    五月の終わりから Quipper で働いている。 Quipper は DeNA の co-founder である渡辺雅之氏がロンドンで創業したモバイル学習プラットフォームの会社で...みたいな話は長くなるし、読者の興味を引きそうにないのでやめておく。このへんの話を詳しく知りたい人は渡辺によるハーバード・ビジネス・レビューの連載をどうぞ。 ソフトウェア開発者にとって一番気になるのは、会社の事業内容とか売上利益よりも、「どんな環境でソフトウェア開発をしているのか」じゃないだろうか。どんなインフラを使っているのか、バージョン管理やタスク管理はどうしているのか、自動テストはどのくらいやっているのか、開発手法はアジャイルなのか、 Mac で開発できるのか、椅子は六万円以上か(冗談ですよ)、などなど。 こういった、ソフトウェア開発者が日々過ごす広義の「環境」について言えば、 Quipper はかなりい

    ルーク、 MongoLab を使え! - @kyanny's blog
    BigFatCat
    BigFatCat 2013/10/14
    ["MongoDB のホスティングをコア事業とする MongoLab を信用して、運用を任せる。こういう発想は、自分が働いてきた会社であろうとなかろうと、日本の組織ではありえないだろう。価値観が全然違うんだ、ということにとて"
  • Working with UNIX Processes を読んだ - @kyanny's blog

    Working With Unix Processes というを読んだ。 Thin の作者からの「時期バージョンを作るとき参考にする」というメッセージ*1が添えられていたのに惹かれて買った。著者のサイトで直販しているが、 Kindle Store からも購入できる。 このは一言でいうと、 UNIX 系 OS のプロセスについてのだ。プロセスとは何か、という導入部から始まって、プロセス ID やプロセス名、終了コードへと言及し、 fork(2) やソンビプロセス、シグナル、そしてデーモンプロセスの説明あたりまで編中で説明している。 UNIX プログラミングに関する類書は 1000 ページを超えるものが多いなかで、このはわずか 100 ページほどしかなく容易く読める*2。しかしページ数が少ないぶん、あまり踏み込んだ内容とは言えず、全体的にやや浅い印象を受けた。すでに UNIX, Li

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