ヨハン・クライフ氏は、18日付のスペイン紙『エル・ペリオディコ』に掲載された自身のコラムの中で、16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第32節の“エル・クラシコ”(伝統の一戦、1−1)を振り返り、レアル・マドリーがホームでバルセロナを前に採用した超守備的な布陣に苦言を呈した。 「16日の試合でジョゼ・モリーニョ監督が採用した守備的な布陣こそ、バルセロナに対する最大の賛辞と言えるだろう。ホームの試合で7人の守備(4バックに3ボランチ)を配置したことは、彼がバルセロナのサッカーに並々ならぬ恐怖を抱いていた何よりの証しだ。少なくとも今までは、“サンチャゴ・ベルナベウ”(レアル・マドリーの本拠地)で守備的な試合をすることは、レアル・マドリーの監督にとってある意味タブーでさえあった。そしてその傾向は、リーガ・エスパニョーラで優勝していた時期でさえも変わることはなかった。その事実は、守備的なサッカー