本当なら昨日のまとめに続けて書くべきことではないが、どうも同じようなコメントが多いので先に書いてしまうことにしよう。 「セカンドライフ」というサービスがある。 こちらもメタバース同様に「電脳空間でもうひとつの生活を送る」というコンセプトで開発された仮想空間であり、2007年あたりにはずい分と話題になったそうだ。当時は大企業も次々とセカンドライフ上に支店を出したり、大使館の観光案内なども行われていたようだが、その後数年もしないうちにブームは終了。加熱ムードもどこへやら、参入した企業も次々と撤退してしまった。 セカンドライフについて話すべきことは大体そんなものだが、その経験からか 「メタバースも結局はそれと同じようなもので、やたらとブームになっているがすぐに失敗するんじゃないか」 と考えている人は多いようだ。 結論から先にいうと、そもそも今のメタバースはまったく必要性の違うところからはじまって