東京 日野市の職員が、偽造した医師の診断書を提出して100日余りの病気休暇などを不正に取得したして市は、この職員を懲戒免職にするとともに、有印私文書偽造などの疑いで警察に告発することにしています。 日野市によりますと、男性職員はおととし9月から去年7月にかけて3つの医療機関をかたって、13通の医師の診断書を偽造し、57日分の病気休暇を取得したほか、去年8月までの9年間に親族が亡くなったなどとうその申告をして46日間の忌引休暇を不正に取得したということです。 市では職員が休みがちだったことから事情を聞いたところ、「家族が亡くなって精神的に落ち込んでいた」などと話し、不正に休暇を取得したことを認めたということです。 市は、この職員を懲戒免職の処分にして不正に取得した休暇分の給与の返還を求めるとともに、有印私文書偽造などの疑いで警察に告発することにしています。 日野市の大坪冬彦市長は、「市民の信