飛行機がまだ目新しかった時期、機内食はとてつもなくおいしそうな憧れの料理だった。エコノミーという座席区分が無かった当時の機内食は、今でいうファーストクラスレベルに相当し、乗客はジューシーなロブスタやキャビアのほか、その場で切りたてのハムを食するなど、現在の機内食よりも地上のレストランに近いスタイルの新鮮な料理を楽しむことができた。 これは、ノルウェーを拠点とするスカンジナビア航空が創立70周年記念としてリリースしたビンテージ写真集の一部で、1980年から1950年代にかけてスカンジナビア空港が機内で提供した食事風景を写したものだ。そこにはその頃のメニューがうかがえる画像が並んでいる。 1. この画像を大きなサイズで見るimage credit:The SAS Museum 2. この画像を大きなサイズで見るimage credit:The SAS Museum 3. この画像を大きなサイズ