調査会社の米comScoreは7月9日、アジア太平洋地域のインターネット利用状況についての調査報告を発表した。同地域で、自宅やオフィスからインターネットにアクセスした人(15歳以上)は、15歳以上人口の10%に当たる約2億8400万人だった。調査は、アジア太平洋地域の10カ国を対象に、5月に行った。 同地域では、ユーザーがインターネットにアクセスする日数は、平均で月間13.8日。アクセス時間は月間20.2時間で、閲覧ページ数は2171ページだった。これは、世界平均の17.1日、25.2時間、2519ページに比べ、幾分少ない。 国別にみると、人口に占めるネットユーザーの比率が最も高いのは韓国で、15歳以上の65%がネットユーザー。以下、オーストラリア(62%)、ニュージーランド(60%)、香港(59%)と続く。ネットユーザーの人数が最も多いのは中国で9150万人。以下、日本(5370万人)、