『Software Design 2026年3月号』の第1特集「再考・ログ設計」から第3章「実運用を見据えたログ設計の観点」を公開します。第1特集のほかの章では、構造化ログの基本やAWS環境でのログ設計の指針などについても解説しています。ぜひ本誌にてご確認ください。 効果的なログ設計は、信頼性が高いアプリケーションの開発・運用に不可欠です。本章では主要な設計原則を整理し、実効性を重視した具体的な指針と実装の勘所を提示します。クラウドネイティブな運用とオブザーバビリティの観点から、従来の設計を見直してみましょう。 はじめに アプリケーションログは、システムの動作状況を外部から把握し、意図したとおりに処理が行われているかを確認するための重要な情報源です。本章では、まずはOWASP(Open Web Application Security Project)やクラウドプロバイダー、オブザーバビリ

