日本生まれのスタートアップ企業が、一国の中央銀行のためにデジタル通貨のシステムを構築した――。こう聞くと「えっ、本当なの?」と思う人もいるかもしれない。例えば、みずほ銀行のシステム構築のために35万人月の巨大なマンパワーが投入されたことは記憶に新しい。いったいどんなマジックがあったのか。 その「本当のところ」を知りたい。そこでカンボジアのデジタル通貨「Bakong」(バコン)に技術を提供した日本のスタートアップ企業であるソラミツ 宮沢和正社長に話を聞いた。 「最初は詐欺を疑った」 カンボジア国立銀行から、突然のメール ソラミツは2016年2月に設立された。今では複数の国にまたがるグローバル企業グループに成長している。同社の事業の中核となるプロダクトは、ブロックチェーン技術「Hyperledger Iroha」(ハイパーレッジャーいろは、以下Iroha)である。プライベートブロックチェーン、
はじめに こんにちは。Blockchain Lab の高瀬(loloicci)です。 先日 gihyo.jp にて『Webエンジニアの新しい道 ~LINE Blockchain Labが拓くブロックチェーンの世界』 で取り上げて頂いたとおり、LINE Blockchain では WebAssembly (WASM) 形式のスマートコントラクトを実行する機能を開発しています。 WebAssembly は名前の通り Web で使用することを想定して開発され始めた言語ですが、いくつかの特長から Web 以外の様々な分野からも注目を集めています。 また、Blockchain におけるスマートコントラクトも WebAssembly に注目している分野の一つです。 この記事ではブロックチェーンにおけるスマートコントラクトの紹介と、スマートコントラクト分野がなぜ WebAssembly を注目しているの
インタビュイー LINE Blockchain Engineeringチーム Software Engineer 高橋史季氏(左)、高瀬亮氏(右) LINEでは独自ブロックチェーンとして「LINE Blockchain Mainnet/Testnet」を運営しており、開発プラットフォームである「LINE Blockchain Developers」を通じてブロックチェーンサービスを構築できる環境を整えているほか、暗号資産として「LINK」も発行しています。LINEにおけるこれらの取り組みをリードしているのが「LINE Blockchain Lab」であり、ブロックチェーンに関するさまざまなプロジェクトが進められています。 特徴的なのは、ブロックチェーンの研究・開発でありながらも、Webを中心とした汎用的な技術を活用しながら未来の社会に向けた取り組みを行っている点です。今回、このLINE B
LINE、開発者向けブロックチェーンプラットフォーム発表 | AML / KYC、ユーザー鍵管理を提供【ニュース】 LINEは11月20日、開発者向けプラットフォームである「LINE Blockchain Platform」を発表した。 11月20日に開催されたLINEの開発者向けカンファレンス「LINE Devloper Day 2019」の中で公表した。LINEの仮想通貨・ブロックチェーン子会社LVCの永井幸輔氏による「仮想通貨と規制」についてのセッションの中で説明された。 出典:“Custody / KYC / AML regulations on crypto world” 公表されている資料によれば、開発者向けにユーザ―鍵管理やアンチマネーロンダリグ(AML)/ 本人確認(KYC)のソリューションを提供するもののようだ。 出典:“Custody / KYC / AML regul
From Spring Boot 2 to Spring Boot 3 with Help of Apache Tomcat and More
重箱の隅を突っつくような内容で申し訳ないのだが 「GitKraken 5.0」がリリース ~GPGコミットや“Interactive Rebase”をサポート - 窓の杜 という記事で メジャーアップデートとなる本バージョンでは、“GNU Privacy Guard (GPG)”による署名付きのコミットがサポートされた。ユーザーの身元を保証し、他のユーザーによるなりすましを防止することができる。 などと書いてあって「それはちゃうやろ」という話。 暗号機能の4要素 昔からよく言われる暗号機能の4要件は以下の通り。 機密性(Confidentiality) 完全性(Integrity) 認証(Authentication) 否認防止(Non-repudiation) このうちデータへの電子署名では主に完全性と否認防止を行う。 否認防止という言葉はちょっと耳慣れないかもしれないが,要するに「あな
マスターカードが、ブロックチェーンの新たなノードをアクティブ化する時の速度を上げるシステムの特許を申請していたことが分かった。米国特許商標庁(USPTO)が4月26日、申請内容を公表した。 特許は2016年10月24日に提出された。新たなノード(ブロックチェーンネットワークに接続され、ブロックチェーンのコピーを保管するコンピューター)に関する問題は、ノードをアクティブ化するために大量のデータを個別に検証する必要があることと説明している。新たなノードは、ブロックチェーンに時間をかけて蓄積された膨大な数のブロックの中にある[…]数千件、数百万件、あるいは数十億件の取引記録を検証する必要があり、これにより、新たなノードがそれぞれネットワークへ参加する際に、大幅な遅れが生じている。 この特許は、より速いナビゲーションのための技術的なソリューションを提案する。このソリューションでは、ファスト・トラッ
以前のブログエントリの中で Hyperledger Composer を使うことでブロックチェーンのビジネスネットワークを比較的簡単な定義で動かすことができることを紹介しました: Hyperledger Composer フレームワークを使ってみる ↑ここで紹介したように Hyperledger Fabric v1.0 と Hyperledger Composer を使うことで、"asset" と呼ばれる取扱データ、"participant" と呼ばれるユーザー、 "transaction" と呼ばれる実行処理、そして "ACL" と呼ばれるアクセス権管理を定義してブロックチェーン環境に簡単にデプロイすることができるようになります。 この方法でデプロイしたブロックチェーンネットワークを外部のプログラムから使う方法も何通りかあるのですが、今回はその中から「Composer の内容を Web
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少し前に「ブロックチェ−ンを構築しながら学ぶ」という翻訳記事を見かけたが、何かの仕組みを知るには構築するのが最短の方法、というのは確かにそうなのだろう。 ブロックチェーンを構築しながら学ぶという試みは他にもあって、Ivan Kuznetsov も Go 言語でこれを行っている。 Building Blockchain in Go. Part 1: Basic Prototype · Going the distance Building Blockchain in Go. Part 2: Proof-of-Work · Going the distance Building Blockchain in Go. Part 3: Persistence and CLI · Going the distance Building Blockchain in Go. Part 4: Transac
以前に 200 行のコードへのブロックチェーンの実装 というエントリを読み、たった 200 行の Javascript で実装された Blockchain である Naivechain の存在を知った。本エントリは、その Naivechain の Go 版を実装してみたので、本家 Naivechain と合わせてご紹介しますという話。ちなみに、コードの短さは求めずになるべく構造化してわかりやすさ重視で書いた(つもり)なので、200 行ではない。 自分の Naivechain 以外に、300 行で実装された Go 実装 もあったりするので、短いコードがお好みの方はそちらもご参照あれ。 そもそもこれは Blockchain なの? Blockchain の定義についてここで深く議論するつもりはない。界隈でも厳密なコンセンサスが取れているわけではないと思うし。一応、JBA の定義 を紹介しておく
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