デジタルIDウォレットを利用できる環境が整備されつつあり、「高度な保証レベルと優れたユーザー体験を備えた身元確認」が実現する未来がすぐそこまで迫ってきています。 「日本でのApple Walletの身分証明書機能の展開」のニュースのように、マイナンバーカードのスマートフォン搭載は、これまで以上に一…
メール認証の仕組みと、SESでのTerraformを使った設定方法について紹介します。 メール認証の種類 メールメッセージ MAIL FROM FROM SPF(Sender Policy Framework) DKIM(DomainKeys Identified Mail) DMARC SESの設定 SESで利用するドメイン認証 DKIM設定 DMARC with DKIM DMARC with SPF 参考 メール認証の種類 メールでは送信元のなりすましを検出するための認証の仕組みとして、主に以下の3つがあります。それぞれRFCで定められています。 SPF(Sender Policy Framework) DKIM(DomainKeys Identified Mail) DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting, and
Auth0を始めとした様々な便利なSaaSがありますが、いざ業務で使おうとすると、社内・組織の承認が必要なるでしょう。 そんなときに便利なのが、IPAが公開しているクラウドサービス安全利用の手引きです。 中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 付録6: クラウドサービス安全利用の手引き 本記事では、上記のクラウドサービス安全利用の手引きを参考にして、Auth0の関連リンクを紹介していきます。 まずは下記でAuth0の構成を見てから、Auth0の各ドキュメントを読むと用語が分かりやすいと思います。 おすすめの方 Auth0を使うにあたって、社内承認に必要な参考情報を知りたい方 はじめに 本記事の内容を参考にすれば、100%OKというわけではありません あくまでも参考情報であり、会社や組織などで最終判断をしてください Auth0の利用に関する文章を読
Digital Identity技術勉強会 #iddance Advent Calendar 2020 12日めの記事です。 年末ということで、気楽に2020年のWebAuthn関連の話題を振り返ってみたいと思います。WebAuthnは2019年に一度W3C勧告になりましたが、その後も色々な実装での採用の拡大や、WebAuthn Level2という新しい改訂版の仕様策定の進展など、2020年も色々動きがありました。それらの中から、興味を惹かれた話題を解説していきます。 SafariでFace ID/Touch IDがPlatform AuthenticatorとしてサポートWebAuthn周りで今年最大の進展というと、やはりSafariのWebAuthn実装がFace ID/Touch IDをPlatform Authenticator(内蔵の認証デバイス)としてサポートしたことが挙げられ
以前、Rainbow Table の説明で、ソルトに関して id:JULY:20100515 Windows のパスワードの場合、「ソルト」と呼ばれる、パスワードに付加する乱数が無いので、同じパスワードから必ず同じハッシュ値が得られる、という側面もあります。UNIX 系 OS では「ソルト」が付加されるので、Rainbow Table が作りづらくなっています。 とサラッと流したのが、自分でも気になっていたのですが、エフセキュアブログの「ソルト付き SHA-1 は大丈夫か?」という話に言及*1したので、ソルトの効用に関して書いてみます。 ソルトとは 塩です。 というボケは置いといて、パスワードを保存する時に、何らかの「非可逆処理」を行った結果を保存しておく事は多いです。Windows での LM ハッシュや NTLM ハッシュ、UNIX 系であれば、古くは伝統的な「crypt」関数を使った
はじめに この記事では、『OpenID Connect Client Initiated Backchannel Authentication Flow - Core 1.0』、通称『CIBA Core』の解説をおこなう。(CIBA は『シーバ』と読む) OpenID Connect Client Initiated Backchannel Authentication Flow - Core 1.0 CIBA Core は 2018 年 12 月 14 日に Public Review 期間に入った(アナウンス)。スケジュール通りに進めば、2019 年 2 月初旬には Implementer's Draft として承認される※。 ※:2019 年 2 月 4 日に承認のアナウンスがあった。 Public Review に先立ち、実装者の視点からいろいろ突っ込みを入れておいたので、実装上大
異なるID管理技術の相互運用を目指す国際団体がこのほど発足した。注目されるのは、IT業界のライバル同士が協調姿勢を示している点だ。呉越同舟か、それとも必然か。 3つの有力なID管理技術の相互運用性実現へ 異なるアイデンティティ(ID)管理技術の相互運用を目指す業界団体「カンターラ・イニシアティブ(kantara Initiative)」が6月17日に米国で発足したのを受けて、その日本組織を牽引するメンバーが先週23日、同団体の設立経緯や意義について記者会見を開いた。 会見での説明によると、カンターラ・イニシアティブは、オンラインサービスにおけるセキュリティ確保やプライバシー保護を、ID管理の観点から促進するオープンコミュニティーで、ID管理対応のアプリケーションやサービス間の相互運用性の実現をミッションとしている。 同団体の概要や具体的な活動については、すでに報道されているので関連記事を参
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く