インタビュー 「デザインの嗜好だけで模型は作らない、物語の背景が重要」バンダイ川口名人が振り返るアニメ『機動戦士ガンダム』とガンプラの原体験 『機動戦士ガンダム』のプラモデル、いわゆる「ガンプラ」が世に登場するのは、アニメの放送が終了した1980年のこと。あの頃の熱気は本当に凄まじいものがあり社会現象とまで呼ばれることになるのだが、「ガンプラ」が入荷すると、あっという間に売り切れてしまう。ガンダムやシャア専用ザクなどは見たこともない。モビルスーツが買えればまだいい方で、筆者がおもちゃ屋に走って行くと、残っているのはジオン軍の戦艦のムサイだけ……なんて光景は、日常茶飯事だった。 同じ時期、子供向けの漫画雑誌『コミックボンボン』では、いつも『ガンダム』の情報をむさぼり読んでいた。ある時『ガンダム』のアニメのシーンをリアルに再現したジオラマ写真が掲載されているの発見し、驚愕した。「なんてカッコイ
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