月曜の夜、ふとTVをつけたらビートたけしの「TVタックル」において「今どきの婚活女性」というテーマを行っていて、けっこう面白いなと思って観ていた。婚活については以前も書いたことがあるが、いち男性としての不快感を記す程度で終わっていたのに対し、番組自体は社会全体における「婚活という病」を冷静に取り出していたように思う。 以前も書いたが、婚活ブーム、というと、どちらかというとポジティブな響きさえするが、それは仕掛け側の企業が作り上げた幻想でしかなく、僕自身は婚活というのは「そうしなければならなくなった」社会の土壌というのを理解しつつも、やはり、それに乗った女性の多くに問題を抱えている点には目を背けずにはいられない。それは番組にも登場した「婚活」という言葉を作った白河桃子自身すら「こういう流行り方は求めていなかった」と以前どこかで述べていたし、やや現状を否定的に見ている面はあるように思う(参考)