〔全文無料です〕 「今は詳しく言えないけど、やりたいことがある」 そう言って純子(仮名)は大学をやめました。一昨年の春、私も純子も大学3年になったばかり、あまりに突然のことでした。このときすでに、純子がマルチ商法A社の仲間にマインドコントロールされていたことは、だいぶ後になってわかったことです。マルチ商法をしてからの純子は別人のように変わり果てました。今の純子は私の知っている純子じゃないんです。 きっと、大学をやめたときの純子は、マルチ商法で成功するんだという夢や希望でいっぱいだったと思うんですよね。でも現実は、借金をして友人にも見放されてしまった。それでも純子はマルチ商法をやり続けているんです。マルチ商法が悪いとはこれっぽっちも思ってないんです。 純子とは高校の部活で仲良くなったんです。高校卒業後、私は栄養学を学ぶため都内の大学に、純子は都内の女子大に進学しました。大学に入ってからも月1
![【マルチ商法被害者の声】02:大学をやめてマルチ商法にのめりこんだ友人のこと|ズュータン|note](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2900d16f762cfaab95ae1f1cd077874ff7dfffa7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F6351290%2Frectangle_large_96111bee0d446cd5badd741f8b4ffa78.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D60%26width%3D1280)