関連トピックス関西電力枝野幸男原子力発電所野田佳彦 定期検査で停止中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)をめぐり、野田政権は13日夜の関係閣僚会合で、安全性を最終確認し、再稼働することが妥当だと判断した。これを受けて、枝野幸男経済産業相は14日にも福井県を訪問し、再稼働を要請する。 関係閣僚会合は、野田佳彦首相と枝野氏ら関係3閣僚で構成され、今回は6回目。会合後、枝野氏が記者会見し、大飯原発の安全性について「最終的に確認した」と安全宣言をした。 この日の会合では、関電が大飯原発に対してすでに実施していたり、計画していたりする安全対策が、6日の会合で決めた暫定的な安全基準を満たしていることを最終的に確認した。そのうえで、原発が1基も再稼働せずに一昨年並みの猛暑を迎えた場合、関電管内で約2割の電力不足になるといった電力需給見通しなどを踏まえ、再稼働する必要性を認めた。 続きを読