モデルナ製の予約低調、ワクチン3回目接種進む広島県内 県、安全性や効果PR (2/3) 新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種が進む中、広島県内の集団接種会場の予約が一部、埋まりに...
被爆電車で「桃の実」再演 東京の表現集団、7月に2010年6月11日 印刷 ソーシャルブックマーク 広島電鉄の路面電車の乗務員として働き、被爆した女学生たちをモデルにした劇「桃の実」が7月3、4日、広島市内を走る広電の被爆電車を貸し切って演じられる。東京の表現集団「モケレンベンベ・プロジェクト」が全国8カ所で展開する公演の一つで、広島では3年ぶり2回目。 出征した男たちに代わって運転士や車掌を務め、原爆で傷つきながら友人の救護や電車の復旧に取り組んだ女学生3人が物語の中心。現代の電車に乗った男性2人の視点を交えながら展開していく。 同集団主宰の藤沢弥生さん(43)は「3年前は『広島出身でない私たちが演じたら怒られるのでは』と怖かった」と振り返る。だが、見に来てくれた元女学生たちから「青春時代を思い出してうれしかった。ありがとう」と言われ、自分たちには伝える役目がある、と感じたという。 広島
「労労対立」越える試み 正社員賃下げ、契約社員賃上げ2010年3月11日0時26分 回収してきた紙ごみを搬送車から下ろす春江の社員ら。正社員と契約社員が一緒に作業する=東京都江戸川区 連合が、非正社員を含むすべての労働者の条件改善を初めて目標に掲げた今春闘。非正社員の処遇向上には、利害が対立することもある正社員の理解が欠かせない。東京都内のごみ収集会社では、長い時間をかけて両者が歩み寄り、同じ労働条件を実現した。 ごみ収集運搬・リサイクル大手「春江」(東京都)は16日から、従業員の大半を占める作業員について、休憩時間と固定残業を含む拘束時間を、正社員か契約社員かにかかわらず10時間半に統一する。 これまでの制度では、賃金が低い契約社員の拘束時間が1時間長い。新制度では正社員の固定残業を30分延ばし、契約社員は30分短くする。日給は変えないため、実質的に正社員は「賃下げ」、契約社員が「賃上げ
「被爆電車」を広島市の中心街に展示するよう、市民団体や被爆者らが10日、広島市に要望書を提出した。要望した人たちは「被爆3日後に運転を再開し、復興の象徴となった電車を市民に見える形で残し、平和の願いを次世代に語り継いで」と求めている。 被爆電車の展示を求めているのは、広島市民球場跡地利用市民研究会の古池周文代表(43)と、入市被爆者で詩人の上田由美子さん(72)ら4人。古池さんらは、広島電鉄の所有する3両を、市が譲り受けて展示するよう要望。うち2両は現役で走っており、老朽化して引退した場合としている。 展示場所は、いずれも中区の中央公園や平和記念公園、旧広島市民球場などに近い場所とし、電車内に「未来への伝言板」として被爆者と子どもたちに募った未来へのメッセージを展示するとしている。 古池さんは「負の世界遺産である原爆ドームと、復興のシンボル・被爆電車が存在することで、希望にあふれたメッセー
広島電鉄(広島市中区)の「被爆電車」への攻撃を予告して運行を妨害したとして、広島県警中央署は28日、同市佐伯区の公立男子高校1年生(16)を威力業務妨害容疑で広島地検に書類送検した。 調べでは、生徒は8月5日午後10時25分ごろ、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」に、携帯電話から「明日の(原爆)投下時刻に合わせて(被爆電車を)再起不能な状態にまでやってやる」と書き込み、同社の業務を妨害した疑い。同社は6日、被爆電車3両の運転を見合わせた。 生徒は「世間がどんな反応をするか見たかった」と容疑を認めているという。【寺岡俊】
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