来年三月で廃止される三木鉄道で、七月に始まった休日限定の貸し切りプランが人気を集めている。鉄道ファンや家族連れなど、十一月ごろから予約が集中し、これまでに八組が利用、九組の予約が入っている。年末年始を除く休日に受け付け、一人から予約できる。同鉄道は「最後の思い出を作っては」と呼び掛けている。(佐伯竜一) 廃止の方針を知った小野市の鉄道ファンが休日ダイヤで実現できそうな時間帯を調べ、同鉄道に提案。三木-厄神駅を三十六分で一往復し、前後一時間ずつは写真撮影などに車両を開放する。料金は一両の座席数五十七人分の往復運賃と同じ二万八千五百円とした。 九-十月の利用は一件ずつだったが、情報が広まった十一月には四件に。十二月は家族連れなど利用一件、予約二件、一-二月は鉄道ファンや高齢者団体などから計七件の予約が入っている。 沿線で育ち、親類十二人で借り切った姫路市西中島の会社員岩瀬英樹さん(44)は「感
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